車の替え時はいつがいいのかわかりやすく説明しています。車の替え時によって余計な出費を抑えることが出来ます。あなたの愛車を手放すのに一番いいタイミングは何月?こちらで7パターンご紹介。
車の替え時に最もベストな7つのタイミングとは!
車を買い替えたくなるタイミングは様々
今まで乗ってきた愛車を乗り換えたくなる代表的な理由に、こういったものがあります。
- 結婚をして生活が変わる
- 子供が生まれて家族が増える
- 新車から初めての3年車検・2年に1度の車検が近い
- そろそろ古いし車の替え時かなと思っている
家族が増え生活環境が変わったり、新車からであれば高く売れる初回3年車検時などが多いですよね。
通常の車検も2年に来るたびに「どうせ車検代払うなら」と検討される人も多いかと思います。
とはいえ愛着があるので最後まで乗り潰すなど選択肢は悩ましいところですよね。。。
ただ、車の替え時によって余計な出費を抑えることが出来るので、どうせ買い換えるのであればクルマの替え時をしっかり抑えておいた方がいいと思います。
そこで今回は、車の替え時・タイミングを7パターンご紹介しているので、今回の情報をクルマの買い換えの参考にしてくださいね。
車の替え時①自動車税が来る前の時期に買い替える
毎年、4月1日になったら車の所有者には「自動車税」が課せられます。
たしか毎年5月頃に来ていますよね?
自動車税の出費は大きいので、せっかくなら税金が課せられる前に買い替えた方が新車の購入費用にもまわせる分お得です。
たまに、「自動車税は戻ってくるんでしょ?」と思っている人もいますが、自動車税は廃車にしないと還付されません。
なので、売り方によっては戻ってこない場合もあります。(軽自動車税はそもそも還付されません)
3月に買い替える時は注意が必要
とはいえ、この時期に車を売却したからといって安心してはいけません。
車を売却しても名義変更などの手続きが済んでいない場合、売却が4月を跨いでしまうことがあります。
そうすると、新車と売却した車の「両方の自動車税」があなたのところに来ることがあります。
なので、3月末に売却するのは避け、できれば3月頭まで、余裕を持って2月までには売却を済ませておきたいところです。
もし、3月に買い替える時は、ディーラーや買取店の担当者さんに名義変更がいつになるかしっかり確認するようにしてください。
車の替え時②高く売れやすい時期に買い替える
車の需要が最も高まるのは、
- 新生活に備えて新しく車を購入する人
- 自動車税が課せられ前に売却する人
- 年度末決算フェアを狙って買い替える人
などが多い1〜3月の時期です。
この時期は中古車市場が賑わうので、1年の中でも平均よりやや高く売れる傾向にあります。
同時に、新車、中古車の方も値引きされやすい時期でもあるので、絶好の替え時かもしれません。なので、年明け早々に買い替えるのも車の替え時として悪くないと思います。
その他の高く売れる時期はこちら(中古車を高く売るべき時期と売る時期で生じる査定額の大きな違い)
車の替え時③車検が近いタイミング
こちらにも詳しく書いていますが(車売却は車検前でも○○にはならない !買取業者の嘘に注意!)車検を通したら、もう2年は乗らないともったいないです。
車検は、点検・整備費用や重量税、自賠責保険、代行費用など、もろもろの費用を2年分支払っています。
それなのに、売却する時に車検が残っていても下取りなどの査定額に大きな影響はありません。普通車だったら10万円~20万ぐらいの相場がかかるのにです。
つまり、車検がまるまる残っている車を下取りや買取りで売るのはメリットが無いわけですね。
なので、車検が切れるのが近いのであれば、その時期に合わせて替え時を検討するのも1つです。
車の替え時④自動車税が上がるタイミング
新車の登録から13年で自動車税が上がる
新車の登録から13年以上経過すると、自動車税がグッと上がります。
同じ車に乗っていても出費が増えるので、このタイミングで買い替える人も多いです。
以下に、自動車税の割り増しの相場を載せておきますね。
普通車の自動車税の相場
排気量 | 13年未満 | 13年以上 | 割り増し税額 |
---|---|---|---|
1,000cc以下 | 29,500円 | 33,900円 | 4,400円 |
1,000cc超〜15000cc以下 | 34,500円 | 39,600円 | 5,100円 |
1,500cc超〜2,000cc以下 | 39,500円 | 45,400円 | 5,900円 |
2,000cc超〜2,500cc以下 | 45,000円 | 51,700円 | 6,700円 |
2,500cc超〜3,000cc以下 | 51,000円 | 58,600円 | 7,600円 |
3,000cc超〜3,500cc以下 | 58,000円 | 66,700円 | 8,700円 |
3,500cc超〜4,000cc以下 | 66,500円 | 76,400円 | 9,900円 |
4,000cc超〜4,500cc以下 | 76,500円 | 87,900円 | 11,400円 |
4,500cc超〜6,000cc以下 | 88,000円 | 101,200円 | 13,200円 |
6,000cc超 | 111,000円 | 127,600円 | 16,600円 |
軽自動車の軽自動車税の相場
初度登録年月 | 13年未満 | 13年以上 | 割り増し税額 |
---|---|---|---|
平成27年3月31日以前 | 7,200円 | 12,900円 | 5,700円 |
平成27年4月1日以降 | 10,800円 | 12,900円 | 2,100円 |
税金が高くなるタイミングは、新車登録から「13年以上経過」と「18年以上経過」の2つとなります。
この年式になってくると、いつ何かしら車の調子が悪くなっていることも多いので、必然的に車の買い替えを検討する時期といえるかもしれません。
自動車税(毎年4月1日に所有者に課税)
- 新車登録から13年以上経過すると増税
- ディーゼル車の場合は、11年以上経過すると増税
重量税(車検時に課税)
- 新車登録から13年以上経過すると増税
- 新車登録から18年以上経過するとさらに増税
いつ車を買い替える?「車の年式や走行距離の節目で買い替える」人も多数
車には、目安としてここを超えると急激に価値が落ちてしまうという節目があります。
それがいつかというと、
- 5年落ちまたは走行5万キロ
- 10年落ちまたは走行10万キロ
この2つのラインを超えると、車の買取価格が大きく落ちてしまいます。
特に多くの国産車では、10万キロを超えてしまうと、相場より価値が大きく下落してしまうことも。
10年を超えるとどうしても新車モデルから2世代以上前のモデルになってしまいますし、10万kmを超えるとメンテナンスなどの維持費がいつ掛かるかも分からず、予期せぬタイミングで高額になることが多いからです。
ローンも終わっている可能性が高いですし、この2つの節目が近づいてきたら、いったん買い替えを検討してみる時期と言えるのかもしれませんね。
車の替え時⑤走行距離が10万kmを超える前
10万㎞を越えると中古車の買い手は付きにくくなる
「走行距離10万km」というのは1つの区切りです。
今の車は、ちゃんとメンテナンスすれば15万km、20万kmと走れるのですが、中古車としての重要がほとんど無くなってしまいます。
書い手の立場側に立ってみれば分かるのですが、ユーザー側の人気が極端に落ちるので、買い取ってもなかなか次の買い手が見つからないのです。
だからこそ10万km越えの車をディーラーに下取りに出した場合、査定額が0円になることは珍しくありません。
走行距離がまだ10万kmに達していないのであれば、買い替えを検討するタイミングということですね!
だいたい走行距離が5、6万kmで替え時だと思う人が多いですよ。
10万kmを越えている場合はこちらもチェック⇒(愛車の0円査定に泣かない!査定額が0円だった車に値段をつける)
車の替え時⑥新車の購入から5年経ったタイミング
これは新車で車を購入したときの場合ですが理由が主に2つあります。
- 車の価値は、6年経つとガクッと落ちるといわれているから
- モデルチェンジが発表される頃だから
です。
日本車は、4〜6年の周期でモデルチェンジが行われています。
モデルチェンジすれば、現行車は1つ古い型になるので買取価格や査定額が低くなるのは避けられません。
また、順当にいけば購入から5年目は、2回目の車検を受ける時期になるはずですので、このタイミングが愛車の替え時にするというのもありです。
車の替え時⑦家族構成が変わる時期に買い替える
家族が1人増えるタイミングや、結婚するタイミングで保険を見直すだけでなく車を買い替えるのも1つの選択肢!
心機一転、新しいライフスタイルを送るのも悪くないと思います。
子どもが産まれるなら、チャイルドシートのことも視野に入れなければいけません。狭いクルマだと、やっぱりちょっと不便ですもんね。。。
普通車からワンボックスカー、軽自動車からワゴン車など、広い空間は車内を豊かにしてくれますよ。
車は現代人の人生と密接に関わっていますが、特に年齢や家族構成によって最適な車は変わってきます。
【例】
- 免許取り立て
コンパクトで取り回しのしやすい車 - 結婚、出産
チャイルドシートが装着できる車、女性も使いやすい小型ハッチバックの車 - 子供が幼少期
ミニバンやステーションワゴンなど、室内が広い車 - 子供の成長後
セダンや趣味性の強い車、あるいは小型で普段使いに適した車
新車で車を購入した場合、次に買い替えるまでの期間は平均7~8年と言われています。
ライフスタイルの変化はある程度予想もできるので、それを見越して車を買い替えて行くのも良いかもしれませんね!
車の替え時は何月がいい?あなたにとってのベストなタイミング!
あなたにとって、ベストなタイミングは見つかったでしょうか?上記の情報を簡潔にまとめておきます。
- 4月1日に自動車税が来る前の時期が車の替え時
- 1〜3月の高く売れやすい時期が車の替え時
- 車検が近いタイミングが車の替え時
- 自動車税が上がるタイミング(13年以上)が車の替え時
- 走行距離が10万kmを超える前のタイミングが車の替え時
- 新車購入から5年経ったタイミングが車の替え時
- 家族構成が変わる時期が車の替え時
車は高い買い物ですが、新しい車のことを考えるとワクワクしますよね。
乗っている車によって様々な都合があると思うので、しっかり考えて買い替えを検討してみてください。
愛車を「寿命まで乗り潰す」方が大きな出費も少なくお得ではありますが、しかし、長く乗るほど必要な修理や税金などの『増えていく出費』も考えていくことが必要です。
自動車は新車発売から評価が下がっていくだけなので、愛車の価値が下がってしまう前に買い替えを検討した方が良い場合もあります。
いざ買い替えを考える時に損をしないよう、愛車をなるべく高く評価して売りたいのなら値段の下がらないタイミングや時期を覚えておきましょう。
車を高く売りたいのなら基本は「早めに売る」ですよ!
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