車検前に車を買うのは損？得？
車検前に車を買うのと車検を通した後に車を買うのはどちらがお得なのかわかりやすく解説しています。車を買い替えるなら何年目かもタイミングの目安になります。
車検前に車を買うか車検を通すか【時期とタイミング】
車検というのは、車の買い替えを考える目安でもありますよね？
車を購入してある程度乗り続け、車検を数回経験すれば
- 車の整備や修理にお金がかかって車検費用が膨らむなら、車検前に車を買うほうがいいのでは？
- 買い替えたいと思っているけど、車検通したあとに買い替えたらもったいないかな、それとも高く売れるのかな
など、車検前に車を買うか、それとも車検を通して乗り続けるか、車検後にピカピカにして車を売るのか、いろいろ考えると思います。
Yahoo!知恵袋や発言小町にも同じような悩みをもつ人は多い様子
車検が20万･･･買い替えるべき？
車検か買い替えかで悩んでいます。
車検の見積もりをとったところ、20万位になりました。オイル漏れがあるらしく、プラスでそこの修理代もかかります。
13年式のホンダのストリームです。
走
行距離は約75000キロです。
ブレーキオイルの汚れもあるので、今後まだ費用がかさみそうです。
車検を通すか、新車に買い替えるか。
みなさんの意見を聞かせて下さい。
引用:Yahoo!知恵袋
そこで今回の記事では、車検前に車を買うか、それとも車検を通して乗り続けるか、車検後にピカピカにして車を売るのか、それぞれのメリットやデメリットを紹介しつつ、環境や状況などに合わせて賢い選択ができるように情報をまとめていきたいと思います。
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古い車・走行距離のある車、故障車は特にチェック！
車検前に車を買うか車検を受けて乗り続けるか
経済性を最重視するのであれば、車検時にタイミングベルト交換などの大きな費用がかかる場合でも車は買い替えをしない方が経済的に得です。
新しい車の方が保険料が安いとか、燃費が良いとかの理由で、経済的に車を買うという事はそれだけで、何百万円ものお金を使う事になります。（もちろん例外もありますが）
「車検前に車を買うのではなく車検を受ける」メリット
- 新車購入よりはお金がかからない
- 車を購入する時間と手間がかからない
一番のメリットは「お金がかからない」点
とても古い車や、超高級車の場合、修理や整備だけで何十万のお金がポンポン飛んでいくので、現行の軽自動車や普通乗用車に乗り替えれば経済的に楽なのは間違いありません。
ですが、そのようなパターンは極例外。
普通の場合は「まだ乗れる一般的な車」を所有している
その場合は、どれだけ最新の車に買い替えても間違いなく、経済的に楽になる事はありません。
特に車の修理費が高くつくので、一括で払えるならともかく、ローンして新しい車を買うというのは経済的に非常に良くない選択だという情報を頭においておいてください。
ローンの支払いというのは確実に家計を圧迫します。
お金の損得だけを考えて車検を通すか通さないか悩んでいるのなら、下取りに売却するのではなく車検を通した方が良いでしょう。
車を選ぶというのは楽しいですが時間も手間もかかるものです。
特に中古車選びとなると車を実際に見て判断したりとなかなか手間がかかります。車検を通して乗り続ければそういう事も発生しないので、時間の節約にも繋がります。
「車検前に車を買う」メリット
- 新しい車が手に入る
- 車検費用と整備代がいらなくなる
車検前に車を買う大きなメリットは「新しい車が手に入る」こと
もし、欲しい車があるなら車検前に車を買うというのはベストなタイミングです。
新しい車を買うのは、どんな仕様にしようか、色は何がいいかな、新しい車で色んなとこに行きたい、などなど楽しいことが沢山ですね！
車選びから注文、納車するまでワクワクが続くのが車検前に車を買うという事です。
もちろん、納車後も新しい車での新鮮な生活にワクワクするでしょう。
今の車を長く乗って、もっと思い出を作るのもいい事ですが、車検前に車を買うことで新しい歴史を刻んでいくというのも良いでしょう。
車自体も新車を買ったなら、安全性の高い装備や低燃費なエンジン、ハイテクなカーナビなど最新装備と快適さに驚くと思います。
自分や同乗者の安全を考えるなら、車検前に車を買う方が断然いいですね！
もうひとつお得な部分は、車検前に車を買うことで車検費用と整備代がいらなくなるという点。
整備代というのは、パーツ交換などで車を整備する費用ですが、どこを整備するかによっても大きく費用は変わります。
車検前に車を買うことで精神的なメリットだけでなく、物理的にもその費用が一切なくなるというのは大きなメリットになるでしょう。
「車検を通して中古車に乗り続ける」デメリット
- 車が変わらない
- 年々車の価値がなくなっていく
- 経過年数・走行距離が伸びると共に故障箇所も増えていく
- 車検費用と整備代がかかる
最も大きい損な部分は、車検費用と整備代が必要な事
古い車になればなるほど、どんどん故障が出てきます。
年数が経ち走行距離が伸びるほど、オイル類の漏れや、電装品の異常など、やはり古いものは壊れます。
すると、車検時以外にも修理代がかかってきます。
車を買い替えるより少ない出費ですが、小さな出費が続く可能性があるという事を認識しておいたほうがいいでしょう。
年々車の価値は減少していき最終的には０円に近づきます。
価値が落ちた車を売っても対した金額にはならないので、そこまでの車なら廃車になるまで乗りつぶすのが良いでしょう。
経済的な理由でより車にかかるお金を少なくしたいというのなら、この車検時にしっかりお金をかけて整備してもらって故障が少なくなるようにする事をオススメします。
「車検前に車を買う」デメリット
- 購入に手間がかかる
- 新車購入代がかかる
車検前に車を買うと大きな費用が発生します。新車であれば車種にもよりますが200万円～300万円ぐらいはかかるでしょう。
ローンを組むならその代金を長い年月をかけて払い続けなければいけません。
利息が上乗せされるので、一括購入に比べると結局30万円も余分（利息分）に払ってしまったりという事もありますから、車検前に車を買う際は資金計画をしっかり立てましょう。
また、車検前に車を買う際は今の車の買取の手間、新しい車購入の手間などがかかります。
新車購入の際に車を決めたりするのは楽しいですが、手続き等は結構めんどくさいですからね。
車検前に車を買うのと車検後に買うのはどっちが得？
車検を受けた後は、「次の車検前まで、車の売却は考えない」、と言う人も多いでしょう。
でも車検の直後であっても、何らかの事情で売却を考える事もあると思います。
そんな時
- 車検で先に払った税金や保険は戻ってくるの？
- 車検直後だから、査定はかなり良くなるハズ
など、色々考えると思います。
まず、税金や保険はどうなるのか？
についてですが、車を手放すからと言って、支払った税金や保険が戻ってくるわけではありません。
車検の保険とは「自賠責保険」、税金とは「自動車重量税」の事ですが、どちらも車をスクラップ（廃車）にしないと戻ってこないのです。
あなたの愛車が車検を受けた直後に、事故などで車を廃車にする場合には、税金は還付されますが、下取りや買取で、再度中古車として販売される場合には、これらは戻ってきません。
車検後は売却時にプラスになるの？
次に、「車検を受けた直後だから、査定額は高くなるのか」についてですが、答えは「YES」です。
次に買う人は、しばらく車検を受ける必要がないので、その分高く売ることができるからです。
じゃあ、どれくらい査定額が上がるのか？と言う事ですが、車検費用がそのまま上乗せされることはありません。
車検費用には、車検を行った業者の利益が当然乗っています。
また、買取業者も自社で車検工場をもっているケースも多く安く車検を通すことができます。
アップする金額としては、上記の自賠責保険と重量税分が上乗せされれば良し、という感じでしょうか。（実際はそこまでアップは期待できないのが実情です）
買い替えを決めているなら車検前に車を買う方が得になる
車検前に車を買うとはいえ車検がどれくらい残っているかは、人それぞれですよね？やっぱり長い方が有利ですよね？
車の査定に車検の残りは確かに影響します。
車検前間近の車であれば買い取った買取業者も、中古車として販売する際に車検を通す必要がありますよね。
車検にかかる費用を、中古車販売店もしくは次のユーザー負担することになるので、どうしても査定はマイナスになってしまいます。
ただ、車検前の有効時期が2ヵ月だろうと8カ月だろうと、ほとんど査定額は変わらないんです。
１年未満の車は売却してもプラス査定にはならない
査定額アップのポイントは、「自分がクルマを購入する側になったときに嬉しいことが査定額を上げる秘訣」です。
その為ある一定以上、車検の時期が残っていると、プラス査定が見込めます。
どのくらいの時期、車検が残っているとプラスになるかというと、、
- １３ヶ月以上でプラス査定
- １２ヶ月以上～１３ヶ月未満でプラスマイナスゼロ程度
- １２ヶ月未満はプラス査定はない
という感じで、１年未満は車検が残っていても魅力はありません。
プラス査定を狙うなら、車検の残りが１年+αのときを狙うのがおすすめってことですね！
ただし、１３ヶ月以上でプラス査定といっても、買取額のアップは数万円程度です。
なので、中途半場なタイミングで車を売却するくらいなら、ギリギリ車検前まで乗ってから車検前に車を買い、同時に中古車一括査定を受けて高値をつけてくれるところに売却した方がお得です。
車検前に車を買うか車検を通すか決めかねてるなら
車検を通した方が安く済むとはいえ、ある一定年数（走行距離）に達していた場合はこの限りではありません。
その目安は15万キロ程度といわれています。
車検前に車を買うなら走行距離も目安にすべし
一昔前は10年10万キロがひとつの目安と言われていましたが、その頃と比べると現代の自動車は故障しにくくなっていますので、さらに長い間乗ることができます。
とはいっても、15万キロというラインが見えてきたら、いっそ買い替えてしまった方が、かえってお得な場合もあります。
15万キロ以上乗っているクルマであれば、色々な部分に不具合が生じて来るので、メンテナンス代や車検の費用がかさんでしまいます。
調子が悪い箇所があれば直せば済みますが、今後もあちこちにガタが出続けるかもしれませんし、そうなると安全を買うと考えれば高い金額ではないのかもしれませんが、総額でけっこうな出費となってしまいます。
車検前に車を買うなら何年目かもタイミングの目安に
また、乗った年数で言えば、自動車税が上がる13年というのがひとつの目安ではないでしょうか。
13年経過したクルマは車検時の税金や保険料が高くなるので、その分余計に維持費がかかることになります。
いざ乗り換えで売却するにしても、13年も経過しているクルマとなると、買取価格も低額になります。
日本車のフルモデルチェンジのサイクルは4年から6年ですから、いっそそのタイミングにあわせて最新モデルのクルマに買い替え、それまで乗っていたクルマの価値が落ちないうちに下取りに出したほうがお得な場合もあります。
最新の燃費が良い車に乗り換えれば、維持費も安く済み、トータルで経済的な場合もあります。
以上のことからあなたの車を買い替えるか車検に出すか判断方法をまとめると
長く乗りたい人
⇒15万キロ・13年以上で
最新の旬なクルマを楽しみながら維持費も抑えたい人
⇒モデルチェンジの4年から6年で
というラインを目安に車検前に車を買うのを検討してみるのが良いのではないかと思います。
車の価値は、時間が経てば経つほど下がってしまうので、車検を通して乗り続けると、2年、4年と経過した分だけ車の買取価格は下がります。
車の価値が高いうちに買い替えをしたいなら、3年あるいは5年目の車検前に売却するのがおすすめですよ。
自動車は高い買い物なので、後悔することのないよう買い替えの時期がいつなのかをしっかりと見極め、自分に合った納得のいく乗り換えプランを選択しましょう。
車検前に車を買うなら、今の車を最もお得に売却するべし
いずれにせよ、車検前に車を買うなら、愛車の最新の査定相場を知っておきましょう。
車の査定相場は、毎日行われている中古車オークションの価格におおよそ連動しています。
雑誌や情報サイトに掲載されている情報は過去のもので、最新ではありません。
愛車の最新の査定相場を調べる方法は簡単！こちらのサービスでわずかな入力後すぐに査定相場の金額が表示されます。
同時に複数の買取専門業者に見積もりを依頼もできるので、最高額で買い取ってくれる業者と金額も分かります。
このように、車検の見積りと先程の査定金額を比べて、買い替えるかどうするか？を検討するのがいいと思います。
車検前に車を買うなら！今の車を無料一括査定サービスで高く売ろう！
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