車買い替え時のETC取り扱いについてわかりやすく解説しています。ETCの再セットアップが必要なのはどんな時なのか?また買い替えた車のETCの付け替えで必ず必要なものを記載しています。
車の買い替えETCはどうなる?【付け替えやセットアップについて】
昔は高速道路と言えば現金で支払うのが当たり前でしたが、最近では国土交通省の助成金などの影響もあり全国的にETCの利用が広まっています。
なんでも今現在、日本全国にある車の約74%以上はETC車載器がついているのだとか。
そんなETC車載機について、車の買い替え時、購入した車への付け替えやセットアップについて悩んでいる人も多いようです。
- 車を買い替えたとき、ETC車載器って自分で付け替える事って出来るの?
- 車を買い替えた時、そのままETCを利用したいんだけど手続きは必要?費用は?
- ETCをつけたまま売却するのと外してから売却するのはどちらが得?
そこで、今回は車を買い替えた時のETC車載器の付け替えについて、サイト内にて情報を詳しくまとめました。
それぞれの項目ごとにわかりやすく説明していくので、上記一つでも疑問に思う事があれば、是非一度目を通しておいて下さいね。
ETCの再セットアップが必要なのはどんな時?
ETCは、そのクルマに合った高速料金を徴収することができるよう、車に関する情報が登録されています。
そのため、ETCに登録されている情報や知識が変わった場合には、新車、中古車問わず再セットアップが必要です。
再セットアップが必要になるのは、具体的には以下の3つの場合です。
- 今とは別のクルマにETC車載器を付け替えた場合(新車or中古車、問わず)
- 引っ越しなどの理由でナンバーが変わった場合
- 同じ中古車だが牽引装置を付けた場合
例え車の名義が変わっても、もともとその中古車に搭載されていたETCを継続して使用し、かつナンバーも変わっていない場合には、再セットアップは必要ありません。
また例え車を買い替えていなくても、あるクルマから別のクルマにETC車載器を移した場合には、再セットアップが必要なので注意しましょう。
車を買い替えた時、新しいETCカードは不要!
ETCカードと車載器の情報は連動していない
車を買い替えた時、再セットアップの際には新しいETCカードが必要なんじゃないか。
そんな心配をしてしまう人もいるかもしれませんが、ETCカードと車載器の情報は連動していません。
そのため買い替えた新しい車に今までのETC車載器を付け替える場合も、またETC車載器付きの新しい車に買い替えた場合も、お手持ちのETCカードが使えます。
もちろん、初めてETCを用いる場合には新しくETCカードを作る必要があります。
車を買い替えたとき、ETC車載器は自分で付け替える事が出来るの?
車を買い替えたとき、ETCを外して付け替える場合もあると思います。
その場合、自分で付け替える方法を取ることは可能なのでしょうか?
基本的にはそのままETC車載器は利用できません。
ETCの形や種類はいくつかありますが、シガーソケットに差し込むタイプのものもあるので「差し込み口を新しい車に付け替えるだけで大丈夫なのでは?」と思う人も多いかもしれません。
確かに普通乗用車から普通乗車への付け替えであれば、ETCのバーも上がりますしそのまま利用できます。
しかし法的な罰則や違反はないものの、契約上は自分で付け替えるのではなく、最寄りのカー用品店や、車の購入店などで再セットアップしてもらってから使用する必要があります。
軽自動車から普通車に乗り換えた場合などは、そのままにしておくと捕まります。不正に高速代を安くすることになりますから。
ですので、答えとしては「車を買い替えた時のETC車載器によっては自分で付け替える事も出来るが、契約的には再セットアップを依頼しないといけない」と言う事になります。
ETCの再セットアップはどこでできるの?
買い替えた車のETCの再セットアップは、前述した通り基本的には自分で行うことはできません。
したがって車を買い替えたらETCセットアップ店として登録されているお店で再セットアップをしてもらう必要があります。
この手続きを怠ってしまうとクレジットカードのポイントが貯められなかったり、割引が受けられなかったりすることがあるので、きちんとしたところで手続きしておきましょう。
ETCのセットアップはどこでやってもらえるんですか?
ETCセットアップ登録店は、ディーラーや中古車専門店、自動車用品店などが登録されています。
過去にETCの車載器などを購入したお店である必要はないので車を買い替える際に一緒に頼むのも良いですね。
買い替えた車のETCの付け替えで必ず必要なもの
- 車検証
- 車載器(電源ケーブル含む)
- 免許証
買い替えた車のETCの付け替えで場合によっては必要なもの
- セットアップ申込書(お店でもらえる場合が多い)
- 委任状(車検証上の利用者も、ETC搭載のクルマも不在の場合のみ)
買い替えた車のETCの付け替えで、あった方がスムーズなもの
- 車載器登録番号+形式登録番号の控え
以上が手続き上必要なものです。
その他、操作などわからないことがあれば、販売店に聞いてみましょう。
買い替えた車の再セットアップに必要な料金は?
ETCのセットアップに必要な料金はお店によって異なりますが、概ね3000円程度で行ってくれるお店が多いです。
これは既にETC車載器が搭載されている場合の価格で、新たにETCを購入する場合は、車載機本体の購入費および取り付け費などがかかる場合があるので注意してください。
車の買い替えはETCをつけたまま売却した方が得
車を買い替える時にETCは取り外して売却すべき?それとも取り付けたまま売却すべき?
結論から言えば、ETCをつけたまま売却する方が損をしないで済むと思います。
なぜなら、ETCを取り外すとなると、修理屋や業者に作業代金としての工賃を支払うことになると思いますし、また自分でできない作業ではありませんが、配線などの始末が綺麗でないと、マイナス査定の対象になりかねません。
ETC車載器そのものは、それほど高価なものではありませんし、また、ETC2.0などの新しい規格が出てきているので、車を買い替える際は出来れば新しいものに切り替えた方が、余計な工賃や手間が発生しないぶん損をしないで済みます。
車の買い替えでETCをつけてそのまま売却した場合
ETC車載器をつけたまま、下取りや買取り査定に出す場合は、特に何もする必要はありません。
次のオーナーに納車される時に再セットアップを行うはずです。
1点だけ注意点とすれば、ETCマイレージサービスに登録している場合です。
ETCマイレージサービスの登録には、車載器管理番号を最初に登録します。
ですので、次の利用者(オーナー)がその車載器でETCマイレージサービスに登録しようとすると「出来ない状態」となっていまします。
これを避けるために、登録情報変更の手続きを行っておきましょう。
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