中古車の査定でついていい嘘とダメな嘘についての違いをサイト内にてわかりやすく解説しています。特に修復歴に関しては安全面の問題もあり車の査定額の生命線ともいえる項目です。一括査定で査定額が高くついた人も後々買取業者に嘘がバレて「瑕疵担保責任」を問われ損害賠償の対象になってしまう可能性もあります。
車の査定で嘘はOK?【どこまでの嘘なら許される?】
中古車査定にはついていい嘘と、ダメな嘘がある
車の査定の際に意外かもしれませんが「ついてもいい嘘」と「ついてはダメな嘘」というものが存在します。
それは下記の通りです。
車の査定でついてもいい嘘とは
- 車の希望査定額
- 競合させている車買取業者について
それぞれの詳細は次に解説していきます。
車の査定で許される嘘①希望査定額
査定士に対して車の希望査定額は積極的に嘘をついても構いません。
嘘をつくというと後味が悪いかもしれませんので、“カマをかける”と思ってください。
車の査定士は我々ユーザー、つまりお客様がどの程度の買取価格であれば満足してくれるのかを真剣に考えています。
そのため「いくらぐらいであれば納得してクルマを売却してくれるか」を教えてほしいと思っています。
結果、車の希望額を高めに伝えておくことで、本来希望していた車の査定額よりも高い結果を得やすくなります。
嘘というほどの嘘ではありませんが、査定士としてもこちらの希望買取価格を知ることができるため、双方にメリットがあるといえるでしょう。
車の査定で許される嘘②競合させている車買取業者
車の査定は複数の車買取業者を競合(一括査定)させることで相場よりも高い買取価格になやすい傾向があります。
そのため査定士は大抵「うちの他にどこか買取業者を呼ばれていますか?」と聞いてきます。
その際は遠慮なく「御社含めて3社呼んでいます」や「車の査定額によっては2社目を検討します」と伝えましょう。
希望査定額と同様に嘘(カマをかける)ことで車買取業者が提示できる限度額を引き出すことができますよ!
車の査定で絶対についてはいけない嘘とは
- 修復歴
- 整備履歴
- 車の調子について
嘘も方便なんていう言葉がありますが、車の査定での事故や修復に関する嘘はバレなければ大丈夫なのでしょうか?それとも知っていて告知しないことは、法律的に問題になる可能性があるのでしょうか?
まずは、車の査定での嘘と告知義務について迫ってみたいと思います。
車の査定でNGな嘘①修復歴で嘘をつく(事故車だと黙っておく)
車の査定において絶対についてはいけない嘘の代表格といえば修復歴。
修復歴とは車のフレーム(骨格)など、車にとって最重要である部分に修復した経歴があるかどうかを差す言葉です。
この修復歴は車の査定において価値を判断するためには非常に重要な要素で、修復歴が「有」の場合は大幅に査定額が下がってしまうこともあります。
しかし修復歴有だということを隠してもプロの査定士は確実に発見するため、結果的に査定額が下がってしまうのです。
98%の割合で査定士は見破ってしまうのだとか・・・
さらに「このお客様は嘘をつく人だ」と思われることでその他のチェック項目を厳しく評価されることにも繋がり、一つの嘘で必要以上に損をしてしまいかねません。
修復歴に関しては安全面の問題もあり車の査定額の生命線ともいえる項目です。
嘘の申告をせずに正直にありのままを伝えることでマイナスを最小限に抑えましょう。
嘘がバレて後に「瑕疵担保責任」に問われる可能性も
もし仮に嘘がバレずに売却が完了したものの、売却完了後に修復歴が発見された場合は「瑕疵担保責任」を問われ、損害賠償の対象になってしまう可能性もあります。
瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)とは
売買などの有償契約において、その目的物件、一般の人では簡単に発見できないような瑕疵 (欠陥) があった場合、売主などの引渡し義務者が、買主などの権利者に対して負わねばならない担保責任のこと。
youtubeにて修復歴車とはどのような車のことをさすのかについて解説している動画を見つけました。
どのような車が修復歴車・事故車にあたるのか知りたい人は、ぜひサイト下の動画をご覧になってくださいね。
車の査定でNGな嘘②整備履歴で嘘をつくこと
整備履歴についても修復歴同様で嘘の申告をしてはいけません。
もちろんプロの査定士であれば車の査定時にエンジンの不良などを確認しているため見逃すことはありませんが「○○の調子どうですか?」などと聞かれた場合には素直に回答しましょう。
またオイル漏れや液漏れなどが深刻な場合は、後々のトラブルを回避するためにも嘘偽りなく確実に申告しておくことをオススメします。
嘘をつかずにしっかりと正直に申告しておくことで「このお客様は信頼できる」と思わすことができるため、この後の項目で“カマをかける”場合に非常に有効になるのです。
車の査定でNGな嘘③走行距離をごまかす
車の査定は、走行距離が少ないほど価値が高くなります。
なので、メーターを交換して距離を不正に偽装する人も中にはいるのです。
また、悪意が無くてもメーターの故障で交換していたり、エンジンの積み替え時に交換している場合があります。
そういった場合であっても、嘘をつくことなく車の査定時にメーターの交換歴は正直に申告するようにしましょう。
整備記録簿には、メーターの交換歴が記載されているので車の査定時に提出するようにしてください。特にメーターの偽装は悪質なので、買取拒否される可能性があります。
車の査定でNGな嘘④車の調子について
査定士は大ざっぱに「このお車の調子はいかがですか?」と聞いてくる場合があります。
その際も嘘の申告をすることなく正直に申告しましょう。
車の調子という大ざっぱな質問のためなかなか的を得た回答ができないかと思いますがそれで構わないのでしょうか?
はい、なぜならこの手の質問の場合は「お客様が嘘をついていないかどうかも含めて」確かめるために聞いているからです。
結果的に自分が普段乗っていて気が付いたエンジンの感覚やブレーキの感覚など、あくまで自分が気付いた範囲で構いませんので正直に嘘なく報告しましょう。
ここまでが車の査定の際についてはダメな嘘でしたがいかがでしたか?
おそらくが修復歴や車の調子に関して嘘をついてしまいたいと思った人もいるでしょう。
しかし車の査定でついてはいけない嘘をついた場合のマイナスポイントは非常に大きく、かえって車の査定額に大きな影響を及ぼす危険性もあるので注意が必要です。
車の査定で嘘はつかない!一括査定なら高額査定を狙える!
カービュー
- 入力にかかる時間は最短45秒。
- 累計利用者数No.1の400万人以上!
- 車一括査定では唯一T-UPと提携!
- 申し込む前に査定業者を選択が可能!
入力にかかる時間は最短45秒!利用者はなんと400万人を超えトップクラスの実績!!
カービューはスピーディーな車の査定が実現できるので、忙しいあなたにもぴったりの一括査定サイトです。
多くのユーザーが利用しているという実績だけでなく、みんカラを運営している会社ということもあるので、車好きならカービューを利用したくなるかも!