中古車の査定時の交渉についてわかりやすく説明しています。営業マンは理由をつけて限界まで安い価格であなたの愛車を買取します。だからこそ中古車を売るときに査定の交渉術を知っておくことで、出来るだけ高値で買取ってもらうことが可能になります。
中古車の査定【交渉で使えるマル秘テクニック】
中古車の査定価格をプラスする交渉術とは
テレビ、ラジオでよく見かける「車買取ります!」というCM。
そのほとんどが
「あなたの車を高額買取!」
「どこよりも高い金額で買取ります!」
と自信満々に高値で買取ると言っていますが、はっきり言って、そんなことはありません。
車買取店は1円でも安く車を買取ることで利益を出しているので、当然ですが1円でも安く中古車を買取りたいと思っています。
「安く買取ります」と言ったところでお客さんは来ないので、高額な金額で買取りますと言ってお客さんを集めるわけですね。
中古車業界というのは、車種と年式毎に買取参考価格が決まっていて、それよりも安い価格で買取ることができれば成績アップという評価がされたりします。
「高値で買取ります!」というキャッチフレーズに集まったユーザーの車を、営業マンがいろいろと理由をつけて限界まで安い価格で買取する。
それが現在の中古車買取の世界です。
だからこそ中古車査定の交渉術として交渉のポイントやコツを知っておくことで、出来るだけ高値で買取ってもらうことが可能になります。
今の車を査定で1万円でも高く売りたいと考えているなら、今回は交渉方法をまとめたので、こちらを実践してみてください。
下取り査定には出さないこと
中古車査定の交渉術にはいる前の大前提ですが、ディーラーの下取り査定は極力避け、車買取専門の業者と価格交渉を行いましょう。
基本的に、自動車販売ディーラーは、中古車買取相場価格の平均値に対して、10~20%低い価格で下取り査定価格をつける傾向にあります。
自動車販売ディーラーの下取り査定価格が相場よりも低くなる原因として大きな理由が、新車を買ってもらうための最後の切り札として値引き交渉を温存しているからということです。
新車購入の際にセットで必ず行われるのが「車両本体その他の値引き」。
この値引き交渉が煮詰まってくると、ユーザー側としてはもっと値引きして欲しい、ディーラー側はこれ以上値引きしたくない、という心理がどんどん大きくなっていきます。
この時に、新車販売が最終目的のディーラーは切り札として下取り車の査定価格を交渉の武器にしていきます。
「今決めてもらえるなら、あと5万円値引きします!」
「最終で上司に確認したところ、最後にこれだけの値引きが出来ました!」
「では最後に、あと5万円!下取り車を高く買取します!!」
上記のようなことを言われた経験はありませんか?
この最後の「あと5万円下取り車を高く買取します」という交渉部分は、実は最初から安く下取り査定していることがほとんどなんです。
初めから下取り査定価格を安く見積もりしておけば、値引き交渉が最終で煮詰まった時に、最後の切り札として私たちユーザーに持ちかけることで、目的である新車の購入を促す最強のカードと成り得るためですね。
昔から餅は餅屋と言いますが、ポイントとして車買取は車買取専門の業者にお願いして交渉に持ち込んだ方が比較的高い金額を出すことが出来ます。
【中古車の査定交渉術】①買取店を本気にさせる
車を査定して買取りしてもらう際に重要なのは、中古車に関する知識より最新の買取相場です。
車買取業者に査定を頼む前に、まずあなたの車と同車種、できれば同年式で同色の車が今いくら位で売られているか、インターネットや中古車販売店で情報を調べておきましょう。
そして、あなたなりの目標買取額を決めるのです。
買取店を本気にさせるために下限額を調べておく
例えばあなたが愛車の情報をリサーチしたところ、あなたの車と同車種、同程度の車が市場価格50万円だとしたら、買取査定をその1割減の45万に設定します。
そして、それを交渉の際に口にはせず、買取業者が査定金額を決定するのを待ちましょう。
「45万円以上でお願いします」という風に、あなたの希望を先に言ってしまうと、あなたの希望価格の上限を知られてしまうので、言わないのがコツ。
良い条件で査定してもらうには、そこまで車に詳しくなる必要はないので安心していいってことですね!
詳しいに越したことはありませんが、事前に愛車の情報を下調べをしておくのが、交渉時に高額査定を引き出すコツです。
【中古車の査定交渉術】②最低2社から査定見積もりを取る
中古車査定の見積もりは最低でも2社、出来れば3社から取りましょう。
3社から中古車の査定を受ける理由は「交渉時に業者を競合させるため」以外にも意味があるのでしょうか?
それは、手放す車の適正価格を3社以上の査定で知ることができるということ。
1〜2社のみの査定で「高いor安い」の判断だと、結果的に愛車の価値を知らずに売ることになります。
売却した後に「安く売ってしまった」と後悔することもあるかも知れません。3社から受けるとおおよその適正価格を掴むことができ、納得して売却することができます。
買取一括査定で中古車の相場を見ておく
この時、何社もわざわざ車買取店を回る必要はありません。
あらかじめ自分の車の相場を知る為に、ネットの一括査定などを利用して、複数の業者に見積もりを頼んでみましょう。
即決はしないで3社から、あくまでも査定だけ頼むのがポイントです。
中古車の査定額は予め低く設定してある
中古車の初回査定額は交渉されるのを見越して金額を出します。
つまり、最初の査定額はかなり安い金額ということ。
一括査定で複数業者の査定額を調べるのは当たり前として、そこから交渉でいかに高値まで持っていけるかが勝負です。
査定が30万だったから、35万で売れてラッキーと思っていたら、大損しているかもしれないんですね。
査定が30万なら、業者はもともと35万で買取る予定だったということも多々あります。査定額+数万円はもはや当たり前で、そこからいかに上げられるかは交渉次第です。
【中古車の査定交渉術】③自分から値段は言わない
簡単にまとめると、査定額+数万円をもともと業者が想定している以上は、最初に自分から「○○万なら売ります」と言わないほうが懸命ですね。
業者が本当は50万まで出しても良いと思っている時に、あなたが「45万以上で売りたい」とぽろっと言ってしまえば、買取価格は上限で45万円、それ以上は上がらなくなってしまいます。
中古車の査定で交渉する時に希望の買取金額は?と聞かれた時には、よくわからないと答えて、相手が買取金額を言うのを待ちましょう。
営業マンはかならず最初のほうに、「ちなみに、おいくらぐらいで売りたいと考えてますか?」と聞いてくるので、うっかり答えてしまわないように気をつけましょうね。
どうせ言うなら相場よりもかなり高く言っておきましょう!
中古車の査定は交渉で決まる!あなたの愛車をガッツリ高く売ろう!
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