車の一括査定はナビ(カーナビ)があった方が高く売れるのか
中古車の査定はナビを外すべきかどう影響があるのかをわかりやすく解説しています。カーナビの種類は大まかに分けて4つあります。それぞれのナビのタイプによって車の査定額の影響が異なりますので注意してください。
車の査定はナビを外すべき?査定額への影響はどのくらい?
車を買取査定に出す時に気になるオプションパーツとして、カーナビの存在があります。

カーナビを外して査定に出すのと、外さずにそのまま査定に出すのと、どちらの方が高く売却できるのでしょうか。

そこで今回はカーナビと車の査定の関係についてまとめてみました。
車にカーナビを付けたままだと中古車買取は高くなる?
カーナビが標準装備でない時代であれば、売却時の査定でプラスになっていました。
しかし、近年ではカーナビが標準装備となっている上に、スマホアプリで簡単にカーナビの代用ができてしまう時代となっています。

そのため、中古車市場ではカーナビが付いているかどうかはあまり重要視されなくなってきています。
最新のカーナビや、高性能高品質のカーナビが搭載されているのであれば、査定額は高くなる可能性があります。
しかし、年式も古く、機能面でも古いカーナビの場合は、査定額にあまり影響を与えないと言うことができます。
純正と社外製のナビで車の査定に違いはあるの?
そもそも純正と社外製で区別する前に、カーナビにもいろいろなタイプがあります。
例えば、
- 純正品のメーカーライン装着ナビ(インダッシュタイプ)
- 純正品のディーラーにて装着する後付けオプションナビ(インダッシュタイプ)
- カーショップなどで販売している後付け社外ナビ(インダッシュタイプ)
- アウトドアにも使用できるポータブルナビ(ポータブルタイプ)
など、現在ほとんどのカーナビはこの4種類に分類されます。
純正品のメーカーオプションナビ(インダッシュ型)
メーカーラインナビとは「メーカー製造過程で取り付けたナビゲーション」という意味です。
生産ラインの途中で取り付けしてくるので、新車が販売店にやってくる頃にはナビが装着された状態で運ばれてきます。
また、メーカーラインナビは「後付け不可」「取り外し不可」です。その車種の専用設計なので、他の車種に移設することは不可能なんです。
10系のアルファードから20系のアルファードへの移設とかさえも当然無理です。そして、メーカーラインナビを取り外すことだけは絶対にしてはいけません。

なぜなら、その車種専用設計なので、ナビを外すと「エアコン」「ヒーター」「ハザードスイッチ」など全く動作しなくなる可能性があるからです。
ナビ機能だけではなく、前側のパネル全部をすべて兼用して制御しているので、もしメーカーオプションのカーナビを取り外すと査定は大幅に下がるのを覚悟したほうがいいでしょう。
純正品のディーラーオプションナビ(インダッシュ型)
車を買い取りをする前にナビを取り外すかどうか、1番に悩むのがこのパターンかもしれません。

まずディーラーオプションナビとは、トヨタはトヨタ純正品、日産は日産純正品で販売している販売店の純正オプションナビです。
メーカーの製造過程で取り付けられるメーカーナビとは違い、ディーラーに到着したあとに取り付ける純正ナビなので後付ナビとなります。
当然後付けなので、取り付けしたあとに違う車に取り外しができるので、「売却予定のトヨタのポルテから、購入予定のトヨタのシエンタ」などの移設も当然可能。
同一メーカーなら移設は比較的かんたんにできるので取りはずせるなら次の車に回すのも有りだと思います。
純正品以外のカーナビ(インダッシュ型)
オートバックスやイエローハットなどのカーショップやネットなどで販売しているが、純正以外の他メーカーのナビです。
アルパインの「BIGX」やPanasonic「ストラーダ」など、複数のメーカーで高機能ナビが存在しています。

機能も価格もピンきりでスマホ連動、HDDナビゲーション、地デジチューナー付きなど、査定金額や取り外すかどうか判断が難しいのですが特徴です。
ポータブルナビゲーション(外付け型)
最後は「ポータブルナビゲーション」という取り外しが簡単なモデル。
「ポータブルナビ」は通常のオーディオスペースに取り付けするのではなく、車のパネルの上や別途アームにて取り付けする「置き型タイプのナビゲーション」です。
有名なのがサンヨーの「ゴリラ」シリーズや最近流行の「メモリーナビ」シリーズなど。
シガライターソケットで電源などを取ることで、車に詳しくない人でも簡単に取り付けが可能です。

では、純正のカーナビと社外製のカーナビでは車の査定に違いはあるのでしょうか?

実際のところ、一般的には純正と社外製のカーナビでは査定額に違いはないようですが、最近はHDDタイプが主流なのでDVDタイプのカーナビは人気がなくなってきています。
さらに、故障している場合はマイナス査定になることがあります。
純正、社外製、どちらがいいかは業者の好みによって違う場合もあるので、複数の業者に査定してもらい見積もりを取ることが重要です。
ナビ取り外しの料金相場は?

もし、「車の査定額に影響がないならカーナビを外そう」と思っているのですが・・・

忘れてはいけないのが、カーナビを外す場合は取り外し費用がかかるという事。
カーナビを取り外す時にどのくらいの料金がかかるのかは、カーナビのタイプによって違いがあり、それぞれの料金相場は次のようになります。
ポータブルタイプ | 5千円~1万円くらい |
---|---|
オンダッシュタイプ | 1万円くらい |
インダッシュタイプ | 8千円くらい |
カーナビは自分でも取り外せる?
ポータブルタイプのカーナビは取りつけや取り外し、自分で乗せ換えも比較的簡単にできます。
ただし、本体がオーディオスペースやシートの下、もしくはトランクにあるオンダッシュタイプのカーナビや、オーディオスペースに本体が収納されているインダッシュタイプのカーナビは、自分で取り外しできないことはありませんが、取り外しに少々手間がかかります。
また、純正カーナビの脱着は販売店で行うのが基本なので、自分で取り外しは自己責任で行ってくださいと注意書きがされています。
自分でカーナビを取り外してできるだけ工賃を節約したいなら、Youtubeなどで自分でカーナビを取り外している様子を撮影した動画を見るなど事前にチェックしておいた方が無難かもしれません。
ナビの取り外しは、装着している種類で変わる!
3年ほどしか経過していないHDD・SDナビならば、取り外さないでプラス査定を狙ってもいいでしょう。

ですが、あなたが次どのような車に乗るのか、これで取り外すかそのまま査定に出すか方法が変わっていきます。
中古車などで、新しい車にナビゲーションが搭載されていて、不要なら取り付けしたまま高価査定を狙うのもよし、新しい車にナビがついていないのであれば、わざわざ新しいモデルを購入するより安上がりになります。
カーナビの進歩は凄まじく早く、3年以上前のナビならば、低価格で同じぐらいの性能のナビが購入できます。

また最近では、スマホでほとんど代用(Google Mapsや音楽)できるので、あまり機能を使わない人だと20万円以上でナビを購入するのも無駄な買い物になってしまうかもしれません。
なので少しでも高く買い取ってもらうって目標があるのならば、取り付けしたまま買い取りしてもらうことがベストの選択だと思いますよ。
まとめると、以下の通りになります。
メーカーナビ | × | 絶対に外してはダメ! |
---|---|---|
ディーラーナビ | △ | 次に乗る車が同じメーカーで、新しくナビを購入が必要ならば移設しても良し。 違うメーカーならばそのまま取り付けしておこう。 |
社外ナビ | △ | 新しい車にナビの購入が必要ならば取り外して移設。 3年以内の「HDD・SDナビ」なら取り外ししてヤフオクやメルカリにでも売りましょう。 |
ポータブルナビゲーション | ◯ | 外してヤフオクかメルカリにでも売るか、セカンドカーにでも装着しよう。 |

余談ですが、6年未満のバックカメラとフリップダウンモニターは、故障がなければプラス査定になるので壊れていなければつけておきましょう。
車の査定はナビを外すべき?【状況に合わせて対処しよう!】
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