【車検と買い替え】損得で選ぶならどっち?
車検が近付くと車検か買い替えで損得を考える人は多い
今乗っている車の車検を通すか、それとも下取りや買取りに出して新しい車に買い替えるか。
どちらにしてもお金がかかることなので悩んでしまいますよね?
特に購入から5年以上、新車なら2回目の車検、中古車なら3回目の車検ぐらいからこういった悩みを持つのではないでしょうか。
「車検を通して乗り続けるか」
「車検を通さず買い替えるか」
この2つの選択にはそれぞれの損得があります。
「車検を通して乗り続けるか」「車検を通さず買い替えるか」
車検を通すか買い替えか損得で考えるとどっちがいいのか悩みます・・・。
- 車検費用
- 新しい車を購入するのに必要な費用
この2つの情報を押さえておけば、自分の車の場合、どちらが損でどちらがお得なのかわかるようになります。
そこで今回はあなたの車が、車検を通すかそれとも買い替えかを判断しやすくする為に、それぞれの損得をサイト内でまとめてみました。
まずは車検と買い替えの損な部分、得な部分を見て行きましょう。
【得】「車検を通して中古車に乗り続ける」メリット
- 新車購入よりはお金がかからない
- 車を購入する時間と手間がかからない
一番のメリットは「お金がかからない」点
経済性を最重視するのであれば、車検時にタイミングベルト交換などの大きな費用がかかる場合でも車は買い替えをしない方が経済的に得です。
新しい車の方が保険料が安いとか、燃費が良いとかの理由で、経済的に車を買うという事はそれだけで、何百万円ものお金を使う事になります。(もちろん例外もありますが)
とても古い車や、超高級車の場合、修理や整備だけで何十万のお金がポンポン飛んでいくので、現行の軽自動車や普通乗用車に乗り替えれば経済的に楽なのは間違いありません。
ですが、そのようなパターンは極例外。
普通の場合は「まだ乗れる一般的な車」を所有している
その場合は、どれだけ最新の車に買い替えても間違いなく、経済的に楽になる事はありません。
特に車の修理費が高くつくので、一括で払えるならともかく、ローンして新しい車を買うというのは経済的に非常に良くない選択だという情報を頭においておいてください。
ローンの支払いというのは確実に家計を圧迫します。
お金の損得で車検か買い替えるか悩んでいるのなら、下取りに売却するのではなく車検を通した方が良いでしょう。
車を選ぶというのは楽しいですが時間も手間もかかるものです。
特に中古車選びとなると車を実際に見て判断したりとなかなか手間がかかります。車検を通して乗り続ければそういう事も発生しないので、時間の節約にも繋がります。
【得】「車検を通さず新車に買い替える」メリット
- 新しい車が手に入る
- 車検費用と整備代がいらなくなる
特に大きいメリットは「新しい車が手に入る」こと
もし、欲しい車があるなら車検を期に買い替えるというのはベストなタイミングです。
新しい車を買うのは、どんな仕様にしようか、色は何がいいかな、新しい車で色んなとこに行きたい、などなど楽しいことが沢山ですね!
車選びから注文、納車するまでワクワクが続くのが新しい車を買うという事です。
もちろん、納車後も新しい車での新鮮な生活にワクワクするでしょう。
今の車を長く乗って、もっと思い出を作るのもいい事ですが、新しい車を迎えて新しい歴史を刻んでいくというのも良いでしょう。
車自体も新車を買ったなら、安全性の高い装備や低燃費なエンジン、ハイテクなカーナビなど最新装備と快適さに驚くと思います。
自分や同乗者の安全を考えるなら、新しい車の方が断然いいですね!
もうひとつお得な部分は、車検費用と整備代がいらなくなるという点。
整備代というのは、パーツ交換などで車を整備する費用ですが、どこを整備するかによっても大きく費用は変わります。
精神的なメリットだけでなく、物理的にもその費用が一切なくなるというのは大きなメリットになるでしょう。
【損】「車検を通して中古車に乗り続ける」デメリット
- 車が変わらない
- 年々車の価値がなくなっていく
- 経過年数・走行距離が伸びると共に故障箇所も増えていく
- 車検費用と整備代がかかる
最も大きい損な部分は、車検費用と整備代が必要な事
古い車になればなるほど、どんどん故障が出てきます。
年数が経ち走行距離が伸びるほど、オイル類の漏れや、電装品の異常など、やはり古いものは壊れます。
すると、車検時以外にも修理代がかかってきます。
車を買い替えるより少ない出費ですが、小さな出費が続く可能性があるという事を認識しておいたほうがいいでしょう。
年々車の価値は減少していき最終的には0円に近づきます。
価値が落ちた車を売っても対した金額にはならないので、そこまでの車なら廃車になるまで乗りつぶすのが良いでしょう。
経済的な理由でより車にかかるお金を少なくしたいというのなら、この車検時にしっかりお金をかけて整備してもらって故障が少なくなるようにする事をオススメします。
【損】「車検を通さず新車に買い替える」デメリット
- 購入に手間がかかる
- 新車購入代がかかる
車を買うと大きな費用が発生します。新車であれば車種にもよりますが200万円~300万円ぐらいはかかるでしょう。
ローンを組むならその代金を長い年月をかけて払い続けなければいけません。
利息が上乗せされるので、一括購入に比べると結局30万円も余分(利息分)に払ってしまったりという事もありますから、車を買う際は資金計画をしっかり立てましょう。
また、車を買う際は今の車の買取の手間、新しい車購入の手間などがかかります。
新車購入の際に車を決めたりするのは楽しいですが、手続き等は結構めんどくさいですからね。
車検に出した後すぐに買い替えるのと車検に通さず売るのはどっちがお得?
結論から言うと、車を買い替えるのは車検後よりも車検前の方がお得と言われています。
その理由として大きな項目が「車検費用」。
車検費用は決して安いものではありませんものね。
法定費用にプラスして車検代行費用、整備費用など諸々の諸経費がかかります。
仮に車検代が10万円かかるとして、車検後の車を査定に出した場合、車検前の査定より+10万円になる事は考えにくい事なのです。
なお、車検の有効期間が2ヵ月と4カ月では、ほとんど査定金額は変わりません。
だいたい、1年以上車検が残っていると、少しプラスになる、といったところでしょうか。
ですので、愛車の査定額を上げるために車検を通す、と言う事は絶対にやめた方がいいです。車検費用よりも査定がプラスになることはあり得ません。
車検費用を新しい車の資金に回せるように買い替えをするなら、車検前の方がおすすめです。
【車検VS買い替えの損得】あなたの車の走行距離は何万キロ?
車検を通した方が安く済むとはいえ、ある一定年数(走行距離)に達していた場合はこの限りではありません。
その目安は15万キロ程度といわれています。
一昔前は10年10万キロがひとつの目安と言われていましたが、その頃と比べると現代の自動車は故障しにくくなっていますので、さらに長い間乗ることができます。
とはいっても、15万キロというラインが見えてきたら、いっそ買い替えてしまった方が、かえってお得な場合もあります。
15万キロ以上乗っているクルマであれば、色々な部分に不具合が生じて来るので、メンテナンス代や車検の費用がかさんでしまいます。
調子が悪い箇所があれば直せば済みますが、今後もあちこちにガタが出続けるかもしれませんし、そうなると安全を買うと考えれば高い金額ではないのかもしれませんが、総額でけっこうな出費となってしまいます。
【車検VS買い替えの損得】あなたの車は何年目?
また、乗った年数で言えば、自動車税が上がる13年というのがひとつの目安ではないでしょうか。
13年経過したクルマは車検時の税金や保険料が高くなるので、その分余計に維持費がかかることになります。
いざ乗り換えで売却するにしても、13年も経過しているクルマとなると、買取価格も低額になります。
日本車のフルモデルチェンジのサイクルは4年から6年ですから、いっそそのタイミングにあわせて最新モデルのクルマに買い替え、それまで乗っていたクルマの価値が落ちないうちに下取りに出したほうがお得な場合もあります。
最新の燃費が良い車に乗り換えれば、維持費も安く済み、トータルで経済的な場合もあります。
以上のことからあなたの車を買い替えるか車検に出すか判断方法をまとめると
長く乗りたい人
⇒15万キロ・13年以上で
最新の旬なクルマを楽しみながら維持費も抑えたい人
⇒モデルチェンジの4年から6年で
というラインを目安に車の買い替えを検討してみるのが良いのではないかと思います。
車の価値は、時間が経てば経つほど下がってしまうので、車検を通して乗り続けると、2年、4年と経過した分だけ車の買取価格は下がります。
車の価値が高いうちに買い替えをしたいなら、3年あるいは5年目の車検前に売却するのがおすすめですよ。
自動車は高い買い物なので、後悔することのないよう買い替えの時期がいつなのかをしっかりと見極め、自分に合った納得のいく乗り換えプランを選択しましょう。
車検前に車を買い替える際の注意点
車を買い替える時、下取りに出す際に車の査定が入りますが、業者によっては安く見積もられてしまう場合があります。
自分の愛車がどれくらいの査定額になるかインターネットなどで予め下調べをして、平均的な査定額などを調べておく事をおすすめします。
査定に出す時も無料の一括査定で何社か見積もりを比較して、一番高値をつけてくれた業者にお願い出来るとベストですよ。
損得で見る【こんな人は車検を通すべきor買い替えるべき!】
特に車にこだわりが無く、出来るだけ車にかかるお金を少なくしたいという人は、車検を通した方がお得です。
どんなに低燃費な車を買ったとしても、今の車との燃費の差で浮いた価格で車代をペイできる可能性は低いでしょう。
自動車車検を通すべき人
- とにかく経済性最優先の人
- 今の車を乗りつぶす気持ちが有る人
- 特に欲しい車がない人
- 時間を節約したい人
- 特に車にこだわりが無い人
車は長く乗り続けるのが一番お金がかからない方法なのは間違いないです。損得の面から経済性を最優先させるならば買い替えより車検を通して今の車が動かなくなるぐらいまで乗りつぶしましょう。
車検を通さず自動車を買い替えすべき人
- 新しい車が欲しい
- 欲しい車がある
- 車にはこだわりたい
- この先大きい車が必要となる可能性がある
欲しいと思った時が買いどきという言葉があります。
新しい車が欲しいというのならば、この車検を期に買い替えを検討してもいいでしょう。
この車検を通した後、その車にかける修理費用や車の売却価格を考えると、早めに決断して車を売り、新しい車を買う方がお得な場合があります。
車はいつかは必ず壊れるものです。ずっと乗り続けるということは間違いなく不可能です。
購入してから年数がたてば部品などが詳報していくので、修理や部品交換が必要となってきます。
これらの修理費や部品交換費はかなり高額になるので、車が故障して修理が何度も必要になってしまうと、それに見合った金額がかかることになります。
古くなって燃費が悪くなったり、修理費がかさむようになってきた車を乗り続けることも得策ではありません。
最も買い替えが多いのは6年目?
車を大事に乗り続けてもいつか壊れる時はきますので、買い替えるタイミングはやはり重要となってきます。
車の買取額は6~7年まではある程度の査定価格がつきます(走行距離なども見られますが)が、それ以降になると急激に買取価格が下がる傾向にあります。
最も査定額の高い買い替えのタイミングとしては、6年ごろが限界だと思いましょう。
それまでの間に買い替え、少しでも高い金額で買取をしてもらい、次の車の購入金額の足しにしましょう。
車検前の買い替えは損得どっち?あなたの愛車の値段は今いくら?
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