ローン会社名義の車を売る方法 | ローンが残っていても大丈夫!
ローン会社名義の車を売る方法についてわかりやすく解説しています。所有者(所有権)がローン会社、ディーラー、クレジット会社の場合の取り扱いについて。ローン会社名義の車を売る際の売却手順や必要書類についても記載しています。
- 家族が増えてコンパクトカーからミニバンにしたい
- 突然の転勤で車が不要になった
- 事故や故障でどうしても車を買い替える必要がある
など、車は、その時のライフスタイルに合わせて買換えや売却をしなければいけないこともあります。
ですが、いざ買い替えようと思っても、まだローンの支払いが終わっていない場合、
- このまま売却できるのか、
- 売却するためにはどうすれば良いのか
など、疑問や不安を持っている人もいらっしゃるでしょう。
信販会社名義のローンが残った車を売るには?
ローンを組んで買った車の名義が信販会社で、残りのローンが300万あるとして
手放す時に査定が200万にしかならなかったとしますよね。
知恵袋などで色々調べた結果、名義がローン会社だと
売る時に一括で返済しないとダメと、出てきました。しかし、、、差額の100万をポンっと払えれば
問題ないのですが、払えない場合は100万だけを
そのまま信販会社に払い続ける方法はないのでしょうか??差額を一括で払えないかたは結構いると思うのですが、
みなさんどうしてるのでしょうか?
無理なローンを組んでしまって、あと4年間も払い続けられるか
心配になってしまいました><
引用:Yahoo!知恵袋
このように知恵袋などでも同じように困っている人の声が見受けられます。
そこで今回の記事では、ローン会社名義の車を売る方法を分かりやすく情報をまとめてご紹介していきたいと思います。
所有者(所有権)がローン会社、ディーラー、クレジット会社の場合
ディーラーや中古車販売店などで車をローンで購入すると、自動車検査証(車検証)の所有者の欄には、ローン会社やディーラー、またはクレジット会社の名義になっています。
普段自分の車として使用していても、所有者がローン会社などになっている場合は、法律上ユーザーは所有者ではなくあくまで使用者であるため、そのままでは車を売却することはできません。
自分が所有者ではない車を売却するためには、ローン会社やディーラーにある所有権を解除し、自分の名義にする必要があります。
その場合、原則としてローンを完済する必要があるのですが、その車を売却して得た売却代金を使ってローンを支払うことで売却することが可能です。
ただし、売却代金がローンの残債を上回っていれば問題ありませんが、ローンの残債よりも売却代金が少ない場合、車を売却した後に返済しきれなかったローンの支払い義務は残ります。
ローンの支払い中に車を売却するためには、ローンの残債がいくらあり、自分の車はいくらで売却できるのかということを事前に調べるなど、事前の確認をしっかりと行わなければなりません。
では、どうやってローン会社名義の車を売るんですか?
所有権が自分に無い状態で車を売却するためには、とにかく所有権を自分にする必要があります。
ローン会社名義の車を売る際の売却手順
まずは、ディーラーやローン会社が所有者になっている車を売る場合の手順を簡単に解説します。
- 自動車税を納付済みであることを確認する
- ローン会社に連絡し、所有権留保を解除したい旨を伝える
- ローン会社に必要書類を送る(車検証や印鑑登録証明書など)
- ローン会社から必要書類を受け取る(譲渡証明書や委任状など)
- 書類一式を持って、管轄の陸運支局で所有権留保解除と名義変更の手続きをする
このような手順で車の名義を自分に変更すれば、あとは車を自由に売れるようになります。
所有権が自分にない場合は、まずは自分の名義に変更したのちに売却するという流れになり、名義変更を行うためには下記の書類が必要です。
ローン会社名義の車を売る(所有権解除)に必要な書類
ローン会社が用意する書類
- 譲渡証明書
- 委任状
- 印鑑登録証明書(ローン会社のもの)
自分で用意する書類
- 自動車検査証(車検証)
- 委任状(自分で手続きを行う場合は不要)
- 印鑑登録証明書(自分のもの)
- 車庫証明書(車検証の使用者住所と現住所が異なる場合に必要)
※譲渡証明書と委任状には、それぞれの実印を押す必要があります。
※「委任状」「譲渡証明書」を自分で用意する場合は、「国土交通省のホームページ」からダウンロードできます。
手続きを自分で行う場合は、ローン会社から必要書類(譲渡証明書、委任状、印鑑登録証明書)を送付してもらいます。
そのあと、自分で用意する書類とあわせて、陸運局で手続きを行いましょう。
手続きを依頼する場合は、必要書類がローン会社から送られてくるため、それに記入し、自分で用意する書類とあわせて返送します。
所有権解除の手続きは完了すれば、車の所有者名義は「あなた」になるため、車を売却することができるようになります。
ローン会社名義の車を売るとなると必要書類も多くなるんですね!
確かに。ですが多くの中古中古車買取店では、委任状を提出すればこれらの手続きをすべて代行してもらえるので便利です。
ローン会社名義の車を売る | ローンが残っている車の取り扱い
ちなみに所有権留保というのは、ローンを返済している間、車の所有者を一時的にディーラーやローン会社に設定しておくことです。
これによって、万が一返済がとどこおった場合にディーラーは商品(車)を引き揚げることができます。
ローンを完済している場合は、いつでも所有権留保を解除してもらうことが可能です。
ディーラーやローン会社に連絡を入れて書類を送れば、手続きに必要な書類が送付されてきますが、一方、ローンがまだ残っている状態での所有権留保解除は基本的にできません。
特例として、事故や災害などで車を廃車にするしかないような場合は、今後もローンを支払い続けることに了承した上で、返済途中であっても所有権留保を解除してもらえることがあります。
ただし基本的には、ローンが残っている車の所有権留保を解除してもらうには残債の一括返済が必要です。
そのためには、以下のような方法があります。
ローン残高が売却価格を下回った場合
ローン残高よりも高い価格で売却できれば、ローンを完済して余ったお金は手元に残ることになります。
例えば、ローン残高50万円の車を売却したところ、70万円で売却できれば、ローンの支払い後、手元に20万円が残るということです。
その浮いたお金の使い道は自由ですので、新しい車の購入資金の一部にするもよし、車を新たに購入しないのであれば、家族や友人との旅行などに使うのも良いでしょう。
ローン残高が売却価格を上回った場合
残念ながら、車の売却価格がローン残高よりも低くなってしまう場合は、そのままでは名義変更ができず、売却することができません。
この場合は、残ったローンを支払う必要がありますが、その方法は大きく分けて3つあります。
ローン会社名義の車を売る+自分の手持ちの資金で完済する
ローンの残債を手元にあるお金で一括返済できる場合は、それがもっともシンプルな方法です。
ほとんどのローンは繰り上げ返済ができますので、ディーラーやローン会社に確認してみましょう。
また、ローンの残債を一括返済するために、自分でフリーローンやカードローンを利用する、という方法もあります。
ローンの残りが比較的少ない場合や、ボーナスなどで早めに完済できそうな場合は利用するのも悪くはありませんが、借金を作ることには違いありませんので慎重に検討したいところです。
特にこれから新しい車をローンで購入する予定がある場合は、そちらの支払いもありますから、無理のない返済ができるかどうかをしっかり考えるようにしましょう。
ローン会社名義の車を売る+次の車のローンに上乗せする
今ある車を売って新しい車に乗り換える場合、ディーラーや販売店によっては「次の車のローン+前の車のローンの残債を一つにまとめてくれる」ことがあります。
正確には、前のローンの残債を代わりに一括で返済してもらい、その分が新しい車のローンに上乗せされるということです。
新車に買い替えるのであればもっとも現実的でオススメの方法と言えるでしょう。
ただし残債の額が大きい場合は審査に通らないことがありますし、自分自身も返済が大変になるため、慎重に判断する必要があります。
ローン会社名義の車を売る+中古中古車買取店の「ローン返済サービス」を利用
買取店の中には、ローンの残っている車を買い取るために「ローン返済サービス」を行なっているところがあります。
これは車の買取価格の中から、先にローンの残債を返済してくれるサービスです。
中古中古車買取店は、ディーラーやローン会社の所有権がついたままの車は買い取ることができないため、こうしたサービスを行なっています。
たとえばローンが30万円残っている車を50万円で買い取る場合、30万円分を売主の代わりにディーラーやローン会社に返済し、残り20万円を売主に払うということです。
このようにとても便利なサービスですが、中には「買取価格がローンの残債を下回る場合」もあります。
たとえばローンが50万円残っているのに30万円でしか売れなかったようなケースです。
この場合、残りの20万円は基本的に現金で支払わなくてはいけません。
現金での支払いが難しい場合は、不足分をローンで組んでくれる買取店もありますが、額が大きいと後々返済が大変になるため慎重な判断が必要です。
ローン会社名義の車を売るなら高い買取が期待できる一括査定
ローン会社名義の車を売る方法は分かったけれど、車売却の際、どこに売ると高く売れるんですか?
それは「中古車買取専門店」です。
実は中古車買取店は自動車ディーラーによる下取りよりも高く売却してくれる場合がほとんどで、一次(初回)見積もりの段階で金額差が相場より30万円以上高くなる場合も珍しくないのです。
中古車市場の相場が活発であるからこそなせる力技ですね。
そんな買取店による高価買取をより遅くにするためには「複数の買取業者による競合」が必要となります。
でも複数の店舗をまわって競合をさせることは、正直疲れますよね。
そこでオススメなのが一括査定サービスです。
一括査定とは、登録している複数業者社の中古車買取専門店に一括して査定依頼をすることができるサービスで、多くの買取専門店が出張査定に対応しているため、自宅にいながら複数社を競合させることができるという特徴があります。
そのため無駄な時間を割くことなく、体力的にも余裕を持って最高額を出すことができるのです。
また名義変更も同時に行う場合がほとんどなので、ローン会社名義の車を売るなら時間も手間も掛からない売却方法として本当に便利かと思います。
ぜひ一度利用してみてくださいね。
ローン会社名義の車も高く売る!愛車に価値をつけて完済しよう!
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