【車の買い替え】クルマをお得に買い替えることが可能な時期とは
車は買い替え時期によって費用に大きな違いが!
- 車検が切れる前
- 買い替えの時期が近づいてきた時
- 欲しい車が発売された時
など、クルマの売却を考えますよね。
とくに、低年式車や過走行車に乗っている人は、売却のタイミングをいつにするか考えていることでしょう。
ですが、すぐにクルマを売却しなくてもよいなら、高く売れる時期中にクルマを売却した方がお得なんです。

実は車買取りでは高額査定がでやすいタイミングというものがあるのです。場合によっては数万円、数十万円も高い査定額がでることも!
自分の愛車を手放す時には、少しでも高い方がいい!と思うのは、人間のごく自然な気持ちですよね。
今回は、そんなアナタのために、中古車を買い替えるベスト時期に更に高く売る方法について解説していきたいと思います。
中古車買い替えの時期・タイミングと中古車の月別登録販売台数について
中古車に限らず、物を売買する際には、必ず物そのものの人気、そして時期があります。
下記のグラフは日本自動車販売協会連合会のサイトから普通乗用車と小型乗用車の過去4年分の中古車の1年を通して比較した月別販売台数のデータ書類になります。

書類をみると一目瞭然。毎年、大きな需要の山が3月から4月にかけてあるのが分かるかと思います。
年度替わりには、新社会人や学生、転勤、引っ越しなど中古車の売買が活発になる理由が多くあるので、納得できるデータですね。この書類の内容を数字にして比較してみると需要の高まる時期が更によくわかります。
年月 | 販売台数 |
---|---|
2015年1月 | 401,360 |
2015年2月 | 482,093 |
2015年3月 | 695,403 |
2015年4月 | 319,474 |
2015年5月 | 335,629 |
2015年6月 | 442,623 |
2015年7月 | 425,089 |
2015年8月 | 327,040 |
2015年9月 | 479,365 |
2015年10月 | 380,081 |
2015年11月 | 388,802 |
2015年12月 | 369,452 |
この比較データだけを見ると、3月頃に買い手が多い(需要が多い)という意味では、売ることに困るということはなさそうです。

ただ、売りやすい時期=車を高く査定してもらえる時期ということになるかというと?それは少し違うんです。
中古車を売りたい人と買いたい人
中古車を売る時の値段の決め手は、表にまとめると下記のような感じになります。
売りたい人が多い | 売りたい人が少ない | |
---|---|---|
買いたい人が多い | 〇(買取価格/普通) | ◎(買取価格/高い) |
買いたい人が少ない | ×(買取価格/安い) | △(買取価格/やや安い) |
最も高く売れる時期は、買いたい人が多くて、売りたい人が少ない時期です。
このパターンは、先ほどの日本自動車販売協会連合会の月別販売台数のまさに2~3月頃というイメージだと思います。

つまり、2~3月は車査定が羽上がる時期としてかなりの狙い目!!
中古車を買い替える時期で一番の狙い目は?
4月になると自動車税がかかるので、その前に高く売るべし!
自動車税は、毎年4月1日時点での車の所有者に課税されます。
なので、どうせ車を売るなら自動車税が課税される前の2~3月中に売却したほうが自動車税がかからず車を買い替える時期としてWでお得です。
3月後半時期になると、査定相場は下がってくる
そうなると査定価格も下がるので、車の売却をするなら遅くても3月中旬くらいまでには手放すことをオススメします。

1月から3月上旬くらいまでに車の査定をしてもらい、売却できるようなスケジュールで進めるのがベストですね。
次にベストな車の買い替え時期は?
大きなお金が動く月は車買い替えのベスト時期
とはいえ、2~3月だけが車を高く売るべき時期という訳ではありません。
サラリーマンやOLさんなど、働いている人が大きなお金を手にする時っていつ頃でしょうか?

もうお気づきですよね。そうです。会社の夏と冬のボーナス月ですよね。
もちろん貯金も大事ですけど、少しは買い物したくなるのが人のサガ。
また、ボーナスが出たら車を買い換えようと思っている人もかなり多いです。
買取店の決算期も査定が高くなるポイント月
会社ごとによって違ってくるので、これはこの時期とは言い切れないのですが、大手自動車メーカー、大手自動車販売業者などの決算の多くは3月ともう一つ9月に集中しています。
つまり、その前の月の8月は中古車を買い替える時期として狙い目になる可能性が高いということ!

というのも、中古車の売買をビジネスにしている業者にしてみれば、中古車の買い取りは仕入れに相当します。つまり、中古車の買取店は買取をしなければビジネスが回らないのです。
売りたいと言ってくれる人の車を1台でも多く買い取って、そして、それを欲しがっている人へ販売するのが買取業者の仕事ですからね。
車を買い替えるベスト時期は年明けから3月上旬まで
上にも書いたとおり、2~3月上旬くらいまで自動車業界の取引量が増え、業界が一番活気付く時期になります。
それにあわせてオークション相場も高くなり、車の査定相場も高くなります。

自動車買取店も1台でも多く買取したいと考えているので、少々高い買取希望額で交渉しても、要望が通って高査定で買い取ってくれる可能性が高いです。
また、自動車税が課税される前の3月末までに手放せば、無駄な自動車税を払わなくてすみますしね。
なので、車の買い替え・売却を検討されているのなら、これから3月までの間に売却を進められるよう検討してみてはいかがでしょうか?
車を買い替える時期で還付される税金と払わなくてはならない税金が!?
車を買い替える時期によって還付される税金と支払う税金がある
車は3月の買い替えが最もベストな時期とお話してきましてが、車売却すると還付される税金のほか、場合によっては税金を支払わなければならないケースが存在することをご存じでしょうか。
クルマは電化製品や衣類などとは違い法律により所有権が定められ、価格も高額であることから、ひとつの財産として見られています。

そのため車を買い替える時期で、損をしないために大切なことは、還付される税金と支払わなければならない税金をしっかりと知っておくことです。
ちなみに今回説明する情報はあくまで車を買い替える時期におけるそれぞれの内容なので、廃車した場合に還付される自動車重量税や自賠責保険料についての情報は説明をしていませんのでご了承ください。
中古車を買い替える時期によって還付される税金:自動車税
自動車税は、4月1日の時点でその車の使用者(所有者)に対して課税され、4月下旬から5月上旬にかけて、5月31日を納付期限とした納付書が送付されます。
乗用車の税額は排気量が増えるほど高くなり、1.0Lから6.0Lまで0.5L刻みで高くなります。

このように自動車税は、中古車ごとに決められた税金をその年の4月1日から翌年の3月31日までの1年分、前もって支払っているのです。
車を売却すると、旧ユーザーはそのクルマを使用しないことになるので、中古車を買い替える時期(正確には名義変更が完了した月)の翌月から、年度末である3月までが残存時期(月数)となります。
自動車の税金(自動車税)は査定額に上乗せされる
ほとんどの車買取店やディーラー、中古車販売店などでは、売却価格に上乗せしてくれるため、結果的に未経過分の自動車税は何もせずとも戻ってきます。
しかし法律で定められている自動車税の還付制度は廃車した時のみで、車売却は名義変更に当たるため、法律的な観点で言えば、車売却で自動車税の還付はありません。
そこで実際の車買取や下取りでは、残存月数に応じた未経過分の自動車税を査定額の総額に含めていることがほとんどです。
戻ってくる税金の月ごとの計算方法

還付される自動車税は、あらかじめ車種ごとに決められている標準税率を12カ月で割り、さらに残存月数を掛けることで求めることができます。
排気量2.0L(標準税率39,500円)の自家用乗用車を例に、計算式で説明すると
「年間税額(39,500円)÷12カ月×残存月数(7カ月)=23,000円(100円未満切捨て)」
となり、排気量や最大積載量が違う車種であっても、標準税率が分かれば同じ方法で還付される自動車税を求めることができます。
ただし残存月数を算出するのは、買取業者と契約した月ではなく、名義変更が完了した月の翌月からとなるので注意してくださいね。
車を買い替える時期によって払わなくてはならない税金

ほとんどの人は、クルマを売却した際に税金を払う必要はありません。
しかし、ある一定の条件にあてはまった場合にのみ、下記の税金を納めなければならないことがあります。
税金①自動車重量税
自動車重量税は車検ごとに支払いが発生する税金であり、車売却時の還付は基本的にありません。
なので、車検取得後にすぐ車を売ると、乗用車であれば2年分の重量税を損してしまうことに。。
税金②所得税
そのクルマの用途が何であったかによって、車を売って得た金額が収入とみなされることがあり、所得税を支払わなければならないことがあります。
税金③消費税
自家用車を個人が売却する際には支払いの義務はありませんが、もしも事業として車の転売などを行っている場合は支払い義務が発生することがあります。
税金④自動車税

あれ?さっきは自動車税は還付されるって言ってませんでしたっけ?
還付されるはずの自動車税なのになぜ?と疑問に思うかもしれませんが、自動車税は“4月1日時点”での使用者(所有者)に納税義務が課せられます。
車を買い替える時期によっては自動車税を逆に支払わなくてはならない場合も
自動車税は基本的に還付されることの方が多くなりますが、車を買い替える時期によっては手元にない車に対する自動車税の納付書が送られてくることがあります。

その理由は、車を引き渡した日と名義変更が完了する日の間に、最低でも1~2日は繁忙期や必要書類の到着が遅れた場合などは、1週間以上のタイムラグが生じる場合があるからです。
つまり、仮に中古車を買い替える時期が3月末だったとして、車買取店に3月末に引き渡しても、事務処理などの関係で名義変更が4月になってしまうと、手元に車がなくても法律上は納税義務が発生してしまうことに。
通常は一旦旧ユーザーが1年分の税金を納め、後日業者から返金してもらうという流れになるのですが、やはり売却したはずの車の自動車税納付書が来てしまうというのは、できれば避けたいところ。
もちろん車買取店としてみても3月中に買取した中古車は、月内に名義変更が完了するようにしていますが、もともと3月は買取台数が1年でもっとも多い月にあたります。
なおかつ必要書類の受け渡しなどがスムーズに行われないなど、どうしても4月にずれ込んでしまうことは致し方ありません。

車を買い替える時期を3月の後半に考えている場合は、名義変更の予定や4月にずれ込んでしまった際の対応などはどうなっているか、あらかじめ車買取店に確認しておくと安心です。
多くの場合は一度旧ユーザーが支払い、後日、車買取業者から返金してもらうことになるのですが、無用なトラブルを避けるためにも名義変更の日付などは前もって確認しておきましょう。
ポイントは車を買い替える時期だけじゃない
車を買い替えるベストな時期は付きだけではありません、ここからは何年目のクルマが最も買い替えとしてベストなのか見ていきましょう。
車の買い替えシミュレーション
車両価格 | 300万 |
---|---|
売却価格 | |
3年落ち | 150万円(50%) |
5年落ち | 90万円(30%) |
7年落ち | 30万円(10%) |
それ以降 | 0円 |
車検費用・修理費用 | |
1回目 | 10万円 |
2回目 | 15万円 |
3回目 | 20万円 |
4回目 | 20万円 |
5回目 | 30万円 |

車検代には、消耗品の修理費なども含んでいると考えてください。
こちらをそれぞれの買い替え時期で30年計算してみましょう。
車の買い替え時期 | 3年だと維持費はいくらかかる?
300万円(初回購入)+(300万-150万(売却価格))×10(乗り換え回数)=1,800万円
3年スパンの時期だと合計で11台の車を買い替えることになります。
車の買い替え時期 | 5年だと維持費はいくらかかる?
300万+10万(車検)+(300万-90万円+10万)×6+(300万-90万円)=1,780万円
5年スパンの時期だと合計で7台の車を買い替えることになります。
車の買い替え時期 | 7年だと維持費はいくらかかる?
300万+10万+15万+(300万-30万+10万+15万)×3+(300万-30万+10万)=1,490万円
7年スパンの時期だと合計で5台の車を買い替えることになります。
車の買い替え時期 | 13年だと維持費はいくらかかる?
(300万+10万+15万+20万円+20万円+30万円)+(300万+10万+15万+20万円+20万円+30万円)+(300万+10万+15万)=1,115万円
13年スパンの時期だと合計で3台の車を買い替えることになります。

3年毎に乗り換えるのと13年毎に乗り換えるのでは30年で約700万円の差があるんですね。

もし13年以上乗れるなら、もっと安くなりますが、13年目以降から税金が上がってくるので、このあたりが買い替え時期の限界かもしれません。
とはいえそんなに古い車に乗り続けたくない!という人もいると思います。
そこでここからは、新車を購入してからの時期別に、乗り換え時かどうか判断するポイントをご紹介していきたいと思います。
車の買い替え時期 | 3年目の人はリセールバリュー(車の価値)を見るべし
新車で購入した場合、最初の車検が来るのがこの3年目。
また国産車メーカーの一般保証も、3年で終了するのが一般的です。
なので購入してから3年目が、乗り換えるのか、そのまま乗り続けるのかを考えるべき最初のタイミングです。

とはいえ、一般保証の終了については、それほど気にしなくていいでしょう。
一般保証が終わっても特別保証は続いており「走る、曲がる、止まる」といったクルマの基本性能に影響するエンジンや、安全性を確保するのに重要なシートベルトのような部品については特別保証でカバーされます。
一般保証でしかカバーされていないのはエアコンやナビ、オーディオのようなものですが、万が一故障し、自費で修理しても、修理費もそれほど高額になりません。
なので、この3年目の段階で注目すべきは、リセールバリューです。
リセールバリューはメーカーや車種によって大きく異なりますが、特に注目すべきは、“今乗っているモデルに、その後に続く新型が出ていない場合”。
この場合はリセールバリューが高いのでぜひチェックしておきましょう。
次のモデルが出ていないということは、そのクルマは「最新型」であるということ。

最新型は中古車市場において人気があり、しかも入荷数が少ないため高値で買い取ってもらえる可能性が高いのです。
新型が発売されているか否か以外にも、他のクルマのモデルチェンジ、人気の移り変わりなどにより、リセールバリューは大きく入れ替わります。
もちろん急いで乗り換える必要はありませんが、今のリセールバリューの査定を受け、中古車として売却した場合の買い取り価格を知っておくと、賢い判断ができるでしょう。
短いスパンで乗り換えるなら5年5万キロが目安
車は5年くらいをスパンにモデルチェンジをして、どんどん進化していきます。

新しいデザインに新しい機能はとっても魅力的ですよね。

新型の車を楽しみたい!という人は、5年毎の買い替えをおすすめします。
なぜなら、それ以降は愛車の下取り・買取り査定価格がガクンと落ちてしまうから。
5年で5万キロ未満なら、購入価格の30%以上で売れるかもしれません。
ディーラーに下取りを出すよりも、買取専門店のほうが高く買ってもらえるデータもあり、人気車で人気色なら40%以上の価格がつくことも。
300万円で購入した車なら120万円です。
ちなみに買い替えを前提に購入するなら、装備は純正を付け、色は白か黒を選ぶとそのほうが査定額がプラスになる傾向があります。
もし、次の車検前に買い替えを検討しているなら、この辺りで一度車の査定をしてみてください。

ディーラー下取りだと安くなってしまうので、ガリバーやアップル、ラビットなどの複数の買取専門店に査定してもらうのがポイントですよ。
複数の業者で査定をすると、業者同士が争ってくれて価格も上がっていきます。
車の買い替え時期 | 7年目は乗り替えるか車検の分かれ道
3回目の車検を迎えるのが7年目。
この7年目が、今の車を乗りつぶすのか、どこかで買い替えるのかの分かれ道になります。
この7年目を過ぎても乗り続けることを考えるのなら、修理や故障による突発的な出費を覚悟する必要があるでしょう。

せっかく車検を受けたのに、その直後の故障や修理が高額になって車を手放すことになったら、大きな損。。。

それを避けるためにも、乗り続けるなら、3回目の車検の際にぜひ手厚い整備をしてもらってください。
乗り換えも視野に入れて考えるなら、これが最後のタイミング。
これを過ぎると、望んでいるような価格で買い取ってもらえない可能性が出てきます。
というのも、日本で乗られていた車は状態が良く、「まだまだ乗れる」「寿命が長い」中古車として高く評価されているのですが、初年度登録から7年を過ぎると、安全性能の観点から輸入制限が掛かる国があるのです。
特にミニバンはその典型。
逆にディーゼル車やトヨタのランドクルーザーなどは、7年を過ぎてもまだまだ需要があります。
なので7年目を迎える人は、買い替えを考える人はもちろん、乗り続けたい人もぜひ一度、査定を受けて今の車の価値を把握しておきましょう。
その上で、その金額に納得できればすぐに売却を、納得できなければ車検やメンテナンスの費用も踏まえながら乗りつぶすのか検討するのが良いのではないでしょうか。
車の買い替え時期が13年を超えると自動車税の割り増しに
古い車ほど税金が高くなります。
重量税が13年経過後と18年経過後に値上がりするのですが、13年経過だと今までの1.3倍、18年経過で1.5倍になります。
1500~2000kg以下の車なら通常の重量税が32,800円ですが13年経過後は43,200円、18年経過後は50,400円になります。

重量税は2年に一度なので、そこまでの影響はないですが、一応頭に入れておきましょう。
パーセンテージで見ると大きく感じますが、車の購入金額を考えると買い替えを考えるかの悩みどころとなるので、こういったタイミングが買い替えにするか乗り潰すかの最終ラインになると思います。
新車・中古車の買い替えは時期だけでなく走行距離も判断材料のひとつ
走行距離は相場にも深く関係する要素であり、そういった意味では買い替え時期を考える上でも参考にしたいポイントになります。
車は走らせることで部品を消耗し、長距離を走らせるほど部品は摩耗・劣化していきます。

もちろん、経過時期が寿命に関係ないわけではありませんが、走行距離が短い車と長い車を比較すれば、走行距離が短い車の方がエンジンなどの主要部品の消耗が少ないと言えるからです。
ちなみに、中古車は5万キロと10万キロに査定額の大きな壁があります。
ですから、現在45000キロや、95000キロで少しでも買い替えを考えているのであれば、壁を超える前に即売ってしまいましょう。
超えてしまうと買取価格が一気に下がってしまうからです。
逆に、買う立場で考えた場合は、5万キロを少し超えた中古車は割安で購入できるケースが多いです。
ですから、そのあたりを狙ってみるのも面白いでしょう。
車の買い替えのサイクルは平均8年だが5年で買い替える人か乗り潰す人も多い
車の買い替えのスパンを平均で出してしまうと7年、8年ですが、一番多い買い替えタイミングとしては2回目の車検を迎える5年が多いようです。
ヤフー!知恵袋などで調べていくと5年で買い替えるべきだという意見も多数ありました。
新車の買い替えスパンでお得な年数は5年?
Q.車を、5年おきに買い替えしています。やはり乗りつぶすまで乗る方がええんでしょうか?
A.新車の保証は5年であるほか、年間1万キロ未満の走行の方ですと、5年たった頃にちょうどタイヤの買い替えやその他の部品の交換も出始める頃です。
また、査定額は7~8年で無くなるのが平均ですから、5年目の車検を受ける前が、まとまった査定額を望める最後のチャンスです。
たとえば、1500ccで新車時150万円程度の車が5年目の車検を前にして、下取り査定が50万円あれば、それを頭金に買いかえるのがいいでしょう
5年目の車検(10万~15万円)を受けなくて済む、その後のタイヤ買い替えや部品交換などの必要がなくなる(5万~10万)、燃費が良くなる(年間数万円浮くケースもあり。×2年)
これらの見えないお金(将来かかるお金)を集めて考えれば、70万円以上浮くことになります。
さらにイレギュラーですが、現在はエコカー減税(5万円程度)と補助金(10万円)があり、また2年後には消費税が上がっている可能性があります。(5万円ほど)これをあわせれば、90万円ほど。
査定額がなくなる2年後に買い換えるのと、2年早めて今買い換えることで、90万円もの開きがあるのです。
日本人の新車の平均買い替え年数が7年から8年。査定額がちょうどなくなる時です。
もっとも損をしているのです。常に新しい車を乗ることで、常に新車保証を受けられ、安全性の高い車に守られる。
5年ごとに入れ替えるのが、一番得です。
引用|Yahoo!知恵袋

5年たつと走行距離も増えてきますし、それ以上乗ると部品交換などの費用も増えていくので、車検前をきっかけに買い替える人も多いようですね。
毎回新車で車を購入する人に多いのは、5年でローンを組んだうえで、5年後に今の車を下取り、その下取りを頭金にしてまたローンを組みなおすといったスパンです。
また、3年ローンで全く同じことをする人も居ます。
こちらは5年に比べて月々の支払いは重くはなりますが、3年ごとに新車に乗れるので、車好きな人には嬉しい購入スパンです。
初回はローン負担が重いですが、2回目からは下取りが入るのでローン負担はかなり減ります。
ちなみに3年ローンで毎月の負担が重い人にはローンは5年にして、3年後の下取り額でローンをクリアする方法もあります。
こちらは初回のローン負担を軽くする方法で2回目からは同じになります。

これらの方法だと「車検、タイヤ代」などはかかりませんし、修理も保証期間になります。
また、常に最新の減税を受けられるので、意外と負担なしで新車に乗り続けられたりするのです。
下取り価格の落ちにくい、人気車種でないと難しいですが、一度お店でシミュレーションしても面白いかと思います。
その他の車の買い替えにベストな4つの時期とは!
車を買い替えたくなるタイミングは様々
今まで乗ってきた愛車を乗り換えたくなる代表的な理由に、こういったものがあります。
- 結婚をして生活が変わる
- 子供が生まれて家族が増える
- 新車から初めての3年車検・2年に1度の車検が近い
- そろそろ古いし車の買い替えかなと思っている
家族が増え生活環境が変わったり、新車からであれば高く売れる初回3年車検時などが多いですよね。
通常の車検も2年に来るたびに「どうせ車検代払うなら」と検討される人も多いかと思います。

とはいえ愛着があるので最後まで乗り潰すなど選択肢は悩ましいところですよね。。。

ただ、車の買い替えによって余計な出費を抑えることが出来るので、どうせ買い換えるのであればクルマの買い替えをしっかり抑えておいた方がいいと思います。
ここからはその他の、車の買い替え・タイミングを4パターンご紹介しているので、今回の情報をクルマの買い換えの参考にしてくださいね。
車の買い替え時期①車検が近いタイミング
こちらにも詳しく書いていますが(車売却は車検前でも○○にはならない !買取業者の嘘に注意!)車検を通したら、もう2年は乗らないともったいないです。
車検は、点検・整備費用や重量税、自賠責保険、代行費用など、もろもろの費用を2年分支払っています。

それなのに、売却する時に車検が残っていても下取りなどの査定額に大きな影響はありません。普通車だったら10万円~20万ぐらいの相場がかかるのにです。

つまり、車検がまるまる残っている車を下取りや買取りで売るのはメリットが無いわけですね。
なので、車検が切れるのが近いのであれば、その時期に合わせて買い替えを検討するのも1つです。
車の買い替え時期②自動車税が上がるタイミング
新車の登録から13年で自動車税が上がる
新車の登録から13年以上経過すると、自動車税がグッと上がります。
同じ車に乗っていても出費が増えるので、このタイミングで買い替える人も多いです。
以下に、自動車税の割り増しの相場を載せておきますね。
普通車の自動車税の相場
排気量 | 13年未満 | 13年以上 | 割り増し税額 |
---|---|---|---|
1,000cc以下 | 29,500円 | 33,900円 | 4,400円 |
1,000cc超〜15000cc以下 | 34,500円 | 39,600円 | 5,100円 |
1,500cc超〜2,000cc以下 | 39,500円 | 45,400円 | 5,900円 |
2,000cc超〜2,500cc以下 | 45,000円 | 51,700円 | 6,700円 |
2,500cc超〜3,000cc以下 | 51,000円 | 58,600円 | 7,600円 |
3,000cc超〜3,500cc以下 | 58,000円 | 66,700円 | 8,700円 |
3,500cc超〜4,000cc以下 | 66,500円 | 76,400円 | 9,900円 |
4,000cc超〜4,500cc以下 | 76,500円 | 87,900円 | 11,400円 |
4,500cc超〜6,000cc以下 | 88,000円 | 101,200円 | 13,200円 |
6,000cc超 | 111,000円 | 127,600円 | 16,600円 |
軽自動車の軽自動車税の相場
初度登録年月 | 13年未満 | 13年以上 | 割り増し税額 |
---|---|---|---|
平成27年3月31日以前 | 7,200円 | 12,900円 | 5,700円 |
平成27年4月1日以降 | 10,800円 | 12,900円 | 2,100円 |
車の買い替え時期③走行距離が10万kmを超える前
10万㎞を越えると中古車の買い手は付きにくくなる
「走行距離10万km」というのは1つの区切りです。
今の車は、ちゃんとメンテナンスすれば15万km、20万kmと走れるのですが、中古車としての重要がほとんど無くなってしまいます。

書い手の立場側に立ってみれば分かるのですが、ユーザー側の人気が極端に落ちるので、買い取ってもなかなか次の買い手が見つからないのです。
だからこそ10万km越えの車をディーラーに下取りに出した場合、査定額が0円になることは珍しくありません。

走行距離がまだ10万kmに達していないのであれば、買い替えを検討するタイミングということですね!
だいたい走行距離が5、6万kmで買い替えだと思う人が多いですよ。
10万kmを越えている場合はこちらもチェック⇒(愛車の0円査定に泣かない!査定額が0円だった車に値段をつける)
車の買い替え④家族構成が変わる時期に買い替える
家族が1人増えるタイミングや、結婚するタイミングで保険を見直すだけでなく車を買い替えるのも1つの選択肢!
心機一転、新しいライフスタイルを送るのも悪くないと思います。

子どもが産まれるなら、チャイルドシートのことも視野に入れなければいけません。狭いクルマだと、やっぱりちょっと不便ですもんね。。。
普通車からワンボックスカー、軽自動車からワゴン車など、広い空間は車内を豊かにしてくれますよ。
ベストな車の買い替え時期に下取り・買取り相場調べよう(まとめ)

自分が持っている車の現在の市場価値をある程度把握しておくことも、買い替え時期を判断するためには大切なことだと考えます。
例えば
- 調べた時点で高額であること
- 今後は相場が下落する可能性のあること
- 現状ですでに市場価値が低くなっていること
などがわかれば、どのタイミングで買い替えるかをより判断しやすくなりますよ。

一括査定に申し込めば売却の意思を固められそうな場合は実査定までの流れが早く、競合による高額査定を狙うこともできますね。
また、メールのみの自分ペースのやり取りで話をすすめることができるサービスや、電話も査定も1回だけといった新しいサービスも登場しています。
時期が経って今の車を買い替えようか悩んでいるなら、上記を踏まえて高額査定を目指していきましょう。
車の買い替えは時期でも判断しよう!車の一括査定で愛車の値段をチェック!
カービュー
- 入力にかかる時間は最短45秒。
- 累計利用者数No.1の400万人以上!
- 車一括査定では唯一T-UPと提携!
- 申し込む前に査定業者を選択が可能!
入力にかかる時間は最短45秒!利用者はなんと400万人を超えトップクラスの実績!!
カービューはスピーディーな車の査定が実現できるので、忙しいあなたにもぴったりの一括査定サイトです。
多くのユーザーが利用しているという実績だけでなく、みんカラを運営している会社ということもあるので、車好きならカービューを利用したくなるかも!
TOP⇒車の査定-あなたの愛車を簡単にどこよりも高く売る方法