車 値下がり 率

車に値下がり率についてわかりやすく説明しています。車を売る場合、今、自分の愛車にどれくらいの価値があるのか気になるところ。今回は車の値下がり率はいったいどれくらいなのでしょうか。

車の値下がり率を知る方法【人気車種でも1年でこれだけ下がる】

車の値下がり率=車の価値

車の査定初心者4

車を下取りや買取の査定に出す前に気になる事と言えば「自分が乗っているクルマの年式で買取りしてもらえるのか?」と言う事ですよね?

特に年式の古い車の場合、どうしても車の査定で価格がつかないのではないかと思い込んでしまいますよね。

車を売る場合、下取りにしろ買取りにしろクルマを査定をしてもらうことになるのですが、ざっくりどれくらいの価値があるのか、年数によってどれくらい車の価値が下がるのか気になるところ。

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そこで今回は車の値下がり率について解説したいと思います。

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車の値下がり率とは?

車の値下がり率とは

新車が発売された翌年に中古車販売店に行くと、”新車価格よりかなり低い金額で展示されていた”という事がよく有ります。

中には100万円、200万円もの値下がりを起こす車もあります。

車の査定初心者9

たった1年程度しか乗っていないのにそんなに値下がりしてしまうの!?

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と思うかも知れません。ですが、これは中古車市場特有の値下がり率に原因が有るのです。

中古車の値下がり率とは

これはどういう事かと言うと、中古車の価格は「年に○万円」という「額」で下がるのではなく「年に○%」という感じで「率」で下がっていきます。

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この毎年の値下がり率はもちろんいろんな要素で変わってきますが「平均して年に30%程度」と考えておくと良いでしょう。

車の値下がり率が最も大きなタイミングは新車購入時

年に30%程度価値が下がるという事は、車の値下がり率は新車発売後1年目に最も価値が下がる事を意味しています。

車 値下がり 率 新車の場合

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新車なのに一番値下がり率が大きいんですか!?

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そう。なぜなら“名義変更”を行った時点で“中古車”になってしまうから。

そのため、仮にメーカーからクルマを買って次の日に売ったとしても、新車から中古車価格に下がり、数十万円単位で損をしてしまうことになります。

つまり、200万円で購入した新車モデルを次の日に売却するとしても少なくとも170万円以下となり、たった1日で30万円以上も損をしてしまうことに。

車の価値を知る上で重要な車の値下がり率がわかってきた所で、中古車価格が「年に30%下がる」とはどういう事なのか、新車価格500万円の場合を例に見てみましょう。

中古車価格の値下がり率の推移

経過年数値下がり額価格
1年500万円×30%=150万円350万円
2年350万円×30%=105万円245万円
3年245万円×30%=73万円172万円
4年172万円×30%=51万円121万円
5年121万円×30%=36万円85万円
6年85万円×30%=25万円60万円

上の表を見れば分かる様に、年々価格は下がっていくのですが、当初は値下がり率が大きく、年数の経過が進むに連れて値下がり率が緩やかになっていくのがわかるかと思います。

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この値下がりの経過は、基本的に国産・外車を問わずどの様な車種でも当てはまるので、中古車購入の一つの目安にする事も出来ますよ。

また、新車発売後数年の値下がり率で車の価値の多くが失われる事を考えると、新車ではなく中古車購入の方が経済的な負担が軽くなるのが分かるかと思います。

人気車種と不人気車種によっても違いがある

車 値下がり 率 人気車種と不人気車種 比較

表を見てわかる通り、不人気車と比較して人気車は下落率が低く、6年後であっても不人気車種に比べ50万以上の差がつくことがわかります。

ただし、希少価値の有る外車などは、例外的に値崩れせずに高値で取引される事が有ります。

3年落ちの車の値下がり率は新車価格の40~60%

新車で車を購入した場合、初めての車検は3年後、この時に車を売却するとして3年経過の3年落ちの中古車となります。

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では3年落ちの車はどれくらいの値下がり率となるのでしょうか?

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一概にはいえませんが新車価格の40%~60%といったところだと思います。

とはいえ3年落ちで走行距離なども少なく程度のいい状態であれば、中古車市場でまだまだかなり高く売れるチャンスがあります。

もちろん1年、2年落ちの方が買取価格は高くなりますが、最初の1年は新車価格からの値下がり率が高く損をする額が大きいので、1年2年で査定するのはあまりおすすめできません。

5年落ちの車の値下がり率は新車価格の60%~80%

このあたりから相当な人気車種をのぞいては結構な下落率になってきます。元が100万円~200万円程度の車では数十万円の買取価格が限界でしょう。

かなり高い値段で買取を行ってほしいならこの5年落ちくらいまでが限界点と思います。

後は乗りつぶすか、かなり安い価格で売ることになるはずです。

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下落率であらわすと60%~80%といったところ。いずれにせよ新車購入時と比べると、査定額はかなり低くなってしまいます。

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車検を通してそのまま乗るか、ここを機に買い替えるか悩みどころですね。

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7年落ちの車の値下がり率は新車価格の80~100%

さすがに7年落ちともなると車両の買取価格はほぼ0に近づきつつあります。もちろん人気車種、需要のある車種は除きますが、下落率でいえば80%~100%。

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とはいえ例え車の値下がり率から見て車両価値がほぼ0でも、自動車税や自賠責保険の還付金によって5万円くらいまでの売却にすることは可能です。

また、かつては8年以下の車は価値がないと言われていましたが、最近は海外での日本車ブームや部品としての価値から、低年式車でも買取店なら高額買取してもらえることも増えました。

そなため0円査定だと思っていたけど、思ったよりも高い売値で車を売却できた!」なんて場合もあります。走行距離が短く程度が良ければ更にアピールポイントになりますよ!

車の値下がり率について(まとめ)

車 値下がり率 まとめ

年式が1年でも古くなる前に売却しよう

このように、車の価値は年式や車種が古くなるにつれてどんどん下がってしまいます。

車を売る時期によって買取価格がアップする時もありますが、車の値下がり率から見た場合、基本的には早ければ早いほど車を高く売ることが出来るんです。

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なので、車の売却を考えているなら少しでも早く、また時期は未定だけれど、近々売る予定なら早めに査定を受けてお得な時期を逃さないようにするといいですよ。

特に売ることが決定しているなら、最高のタイミングでに売却してしまいましょう!

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