車の買い替えのスパンについてわかりやすく解説しています。車の買い替えで最適な時はいつなのか?また一般的に見て普通乗用車と軽自動車では買い替えのスパンが異なるのか見ていきましょう。
車の買い替えのスパン|お得に乗り替えるコツ4選
どの程度で乗り替えるのがベストな愛車の買い替えスパンなのでしょうか?
- 何らかの部品が壊れて、修理費用が高額になるタイミングで売却するべき?
- それともクルマは乗りつぶした方がいい?
日本車の場合、正しくメンテナンスをして、ふつうに乗り続けていれば、まずなかなか壊れません。
新車購入から10年以上経ってもびくともしないといった話はよく聞きますし、“今年でこのクルマとの付き合いも20年目だよ”という車のオーナーも珍しくはありません。
でもそんなに古い車に乗るより定期的に買い替えたいかも。。
そこでこの記事では車の買い替えの賢いスパンをサイト内にて情報をまとめてご紹介していきたいと思います。
新車・中古車の乗り替え(買い替え)スパンは平均で7~8年
まず、一般的にみんなはどの程度の車の買い替えスパンなのでしょうか。
平均的な車の乗り替え年数について興味深い記事を見つけました。
1992年から始まる3年では平均6.13年、最新の2014年に終わる3年では平均7.90年。1年半強伸びている。
自動車の性能向上などが原因のようだが、出来るだけ短い買い替え期間・高い回転率を望む自動車の売り手からすれば頭の痛い話。
参考|乗用車(新車)の買い替え年数をグラフ化してみるby Garbage NEWS.com
2014年まで言うと、車を買い替える平均スパンは7~8年ぐらいだと言う事が調査の結果わかっているようです。
昔に比べると車の性能もよくなり故障などがしにくくなった為、平均的な買い替え年数も伸びているようですね。
また、内閣府が出している2016年消費動向調査では、新車の買い替え年数は8.1年、性別で見ると男性が8.2年、女性が7.3年とされています。
これは長距離やファミリーで使用するワンボックスカーなどを購入する男性の方が、街乗りが多く中古車やコンパクトカーを中心に購入する女性と比較すると「長く乗れる車両を購入する傾向にある」といえます。
また、年齢別でみると40歳までの世帯の場合、平均6年前後ですが29歳以下は平均5.8年と、若ければ若いほど買い替えのスパンが短いことが分かります。
その他の買い替えのタイミングとしては車検の時期や家族が増えた、維持費を下げるため燃費のいい車種に買い替える、などライフスタイルや車との付き合い方の変化による影響があげられます。
いずれにしても現在では昔に比べて車両自体の性能が良くなっているので故障なども少なくなり、車の平均買い替えスパンは伸びているようです。
車の買い替えのスパンは平均8年だが5年で買い替える人か乗り潰す人も多い
車の買い替えのスパンを平均で出してしまうと7年、8年ですが、一番多い買い替えタイミングとしては2回目の車検を迎える5年が多いようです。
ヤフー!知恵袋などで調べていくと5年で買い替えるべきだという意見も多数ありました。
新車の買い替えスパンでお得な年数は5年?
Q.車を、5年おきに買い替えしています。やはり乗りつぶすまで乗る方がええんでしょうか?
A.新車の保証は5年であるほか、年間1万キロ未満の走行の方ですと、5年たった頃にちょうどタイヤの買い替えやその他の部品の交換も出始める頃です。
また、査定額は7~8年で無くなるのが平均ですから、5年目の車検を受ける前が、まとまった査定額を望める最後のチャンスです。
たとえば、1500ccで新車時150万円程度の車が5年目の車検を前にして、下取り査定が50万円あれば、それを頭金に買いかえるのがいいでしょう
5年目の車検(10万~15万円)を受けなくて済む、その後のタイヤ買い替えや部品交換などの必要がなくなる(5万~10万)、燃費が良くなる(年間数万円浮くケースもあり。×2年)
これらの見えないお金(将来かかるお金)を集めて考えれば、70万円以上浮くことになります。
さらにイレギュラーですが、現在はエコカー減税(5万円程度)と補助金(10万円)があり、また2年後には消費税が上がっている可能性があります。(5万円ほど)これをあわせれば、90万円ほど。
査定額がなくなる2年後に買い換えるのと、2年早めて今買い換えることで、90万円もの開きがあるのです。
日本人の新車の平均買い替え年数が7年から8年。査定額がちょうどなくなる時です。
もっとも損をしているのです。常に新しい車を乗ることで、常に新車保証を受けられ、安全性の高い車に守られる。
5年ごとに入れ替えるのが、一番得です。
引用|Yahoo!知恵袋
5年たつと走行距離も増えてきますし、それ以上乗ると部品交換などの費用も増えていくので、車検前をきっかけに買い替える人も多いようですね。
毎回新車で車を購入する人に多いのは、5年でローンを組んだうえで、5年後に今の車を下取り、その下取りを頭金にしてまたローンを組みなおすといったスパンです。
また、3年ローンで全く同じことをする人も居ます。
こちらは5年に比べて月々の支払いは重くはなりますが、3年ごとに新車に乗れるので、車好きな人には嬉しい購入スパンです。
初回はローン負担が重いですが、2回目からは下取りが入るのでローン負担はかなり減ります。
ちなみに3年ローンで毎月の負担が重い人にはローンは5年にして、3年後の下取り額でローンをクリアする方法もあります。
こちらは初回のローン負担を軽くする方法で2回目からは同じになります。
これらの方法だと「車検、タイヤ代」などはかかりませんし、修理も保証期間になります。
また、常に最新の減税を受けられるので、意外と負担なしで新車に乗り続けられたりするのです。
下取り価格の落ちにくい、人気車種でないと難しいですが、一度お店でシミュレーションしても面白いかと思います。
車の買い替えのスパンを年数ではなく走行距離で考える人も多い
10万キロは、タイミングベルトを交換する時期になりますし、気分的にも区切りが良いため、年数ではなく走行距離10万キロを超えたら買い替える人も多いです。
ただし、今の日本車は10万キロ程度では問題が起こることはほとんどありません。
ここまで乗ったのであれば乗り潰してしまったほうがお得かもしれませんね。
中古車から中古車への買い替えは走行距離で判断すべし
ちなみに中古車から中古車への乗り換えスパンについては、年数ではなく走行距離で判断すると良いでしょう。
中古車は5万キロと10万キロに車の査定額の大きな壁があります。
ですから、例えば現在45000キロや、95000キロで少しでも買い替えを考えているのであれば、壁を超える前に即売ってしまいましょう。
ここを超えてしまうと車の買取価格が一気に下がってしまうからです。
逆に、買う立場で考えた場合は、5万キロを少し超えた中古車は割安で購入できるケースが多いです。
ですから、中古車に買い替えるなら、そのあたりを狙ってみるのも面白いでしょう。
普通乗用車と軽自動車では買い替えのスパンが異なる!?
買取金額をベースに買換えスパンを決めるならば、普通乗用車と軽自動車とでは条件は違ってきます。
ですから、その違いはよく理解しておかなければなりません。
普通乗用車の買い替えスパン
普通乗用車の査定価格が大きく下落するのは新車購入直後と、
- 3年目の車検前
- 5年目の車検前
の2度です。
ということは買取価格で考えるならば下落する3年目、もしくは5年目前が買換え時期ということになってきますよね。
3年は短すぎると思う方は5年目を買替え時期とすればいいわけです。
しかし、この際には注意が必要です。
年数だけクリアしていればOKというわけではありません。
査定に用いられる査定基準では、1年の走行距離が1万kmに設定されています。
ですから、年数だけクリアしていても走行距離が、3年目3万kmと5年目5万kmを超えている場合には下記のようにマイナス査定となってしまう可能性が高いです。
- 3年 3万キロ プラスマイナス0円
- 3年 5万km マイナス7万5千円
年数だけに目を向けていては高価買取が期待できる時期でも、確実に買取価格は落ちてしまいます。
買換えスパンとしては3年目、5年目が目安となってきますが、年数だけでなく走行距離にも気をつけるようにしましょう。
軽自動車の買い替えスパン
普通乗用車は年数がひとつの目安となってきますが、軽自動車の場合は少々違ってきます。
実は軽自動車は年数よりも走行距離の方が重視されるのです。
これは一般的に軽自動車は普通乗用車よりも耐久性が低いとされていることが影響しています。
普通乗用車と同様、軽自動車も早く売却するほど査定価格は高くなってくるのですが、軽自動車は耐久性が悪いため走行距離が長ければ故障が多くなると判断されるからです。
普通乗用車の査定基準は1年1万kmでしたが、軽自動車の場合この基準が通用するのは3年までです。
それ以降は、4年目3万km・5年目3万kmとなっており、3年目で3万kmに達している場合、それ以降も同じ調子で乗り続けると、
- 4年目4万km マイナス1万円
- 5年目5万km マイナス2万5千円
というように確実に査定価格に影響してきます。
軽自動車は下取り価格が高いので、過走行による下落率はそこまで大きくありませんが、それでも数万円査定額が変化するのは気分のいいものではありませんよね。
ですので、軽自動車は走行距離が3万kmに達するころが高価買い取りが期待できる最後のチャンスでしょう。
次の車検までの2年ぐらいは乗れるかな?が実は売り時
だいたい、車検を通すか買い替えをするかで悩んだ時に頭に思い浮かぶのは「もう2年ぐらい乗れるだろう」という自分の言葉だったりします。
この「もう2年ぐらい乗れる」には
- 見た目もまだ古さを感じないからもう2年ぐらい乗れる
- これまでもノートラブルだったからもう2年ぐらいはもつはず
- 2年ぐらいでは買取査定額は落ちないはず
こういった想いが込められていると思います。
実は世の中の大半の人もあなたの車のことをそう考えています。
ですが、買い手の心理としては
- 見た目が古臭い車にわざわざ高いお金を出して乗りたいとは思わない
- 故障が目立ってきた車に高いお金を出してもまた修理代がかかるだろう
- 2年も経ってるんだからきっと安く買えるだろう
こう思っている事が多いです。
つまり、「まだ行ける、まだ乗れる」は、全て買取価格の引き下げに理由に関わってしまうんですね。
なので、あなたが
- もう少し乗っていたいな
- まだ2年は大丈夫かな
と考えている頃が実は、車をお得に乗り換えるチャンスなのかもしれません。
車の買い替えのスパンをお得にするコツ(まとめ)
- 年式でいえば8年落ち
- 走行距離でいえば10万キロ
が多くの人が選択する普通乗用車の平均的な買い替えスパンということが分かりました。
その為、すでに車の買い替えスパンが来ている人は、早めに計画を立てておくことをオススメします。
買い替えスパンを超えて乗り続けてしまうと、買い替えをするときに多額の費用が発生してしまうからです。
車は乗り過ぎると下取りや買取査定が0円になってしまうので、車の価値があるうちに買い替えてしまったほうがお得なのは言うまでもありません。
車の買い替えや売却で損をしないためにも、簡単な査定額の概算だけでも知っておくようにしましょう。
査定額を知っておくだけでも車の買い替え計画はスムーズになりますね!
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