【車の買い替え】クルマを高く売る事が期待できる期間とは
車は買い替え期間によって査定額に大きな違いが!
- 車検が切れる前
- 買い替えの時期が近づいてきた時
- 欲しい車が発売された時
など、クルマの売却を考えますよね。
とくに、低年式車や過走行車に乗っている人は、売却のタイミングをいつにするか考えていることでしょう。
ですが、すぐにクルマを売却しなくてもよいなら、高く売れる期間中にクルマを売却した方がお得なんです。

実は車買取りでは高額査定がでやすいタイミングというものがあるのです。場合によっては数万円、数十万円も高い査定額がでることも!
自分の愛車を手放す時には、少しでも高い方がいい!と思うのは、人間のごく自然な気持ちですよね。
今回は、そんなアナタのために、中古車を買い替えるベスト期間に更に高く売る方法について解説していきたいと思います。
中古車買い替えの期間・タイミングと中古車の月別登録販売台数について
中古車に限らず、物を売買する際には、必ず物そのものの人気、そして時期があります。
下記のグラフは日本自動車販売協会連合会のサイトから普通乗用車と小型乗用車の過去4年分の中古車の1年を通して比較した月別販売台数のデータ書類になります。

書類をみると一目瞭然。毎年、大きな需要の山が3月から4月にかけてあるのが分かるかと思います。
年度替わりには、新社会人や学生、転勤、引っ越しなど中古車の売買が活発になる理由が多くあるので、納得できるデータですね。この書類の内容を数字にして比較してみると需要の高まる時期が更によくわかります。
年月 | 販売台数 |
---|---|
2015年1月 | 401,360 |
2015年2月 | 482,093 |
2015年3月 | 695,403 |
2015年4月 | 319,474 |
2015年5月 | 335,629 |
2015年6月 | 442,623 |
2015年7月 | 425,089 |
2015年8月 | 327,040 |
2015年9月 | 479,365 |
2015年10月 | 380,081 |
2015年11月 | 388,802 |
2015年12月 | 369,452 |
この比較データだけを見ると、3月頃に買い手が多い(需要が多い)という意味では、売ることに困るということはなさそうです。

ただ、売りやすい期間=車を高く査定してもらえる期間ということになるかというと?それは少し違うんです。
中古車を売りたい人と買いたい人
中古車を売る時の値段の決め手は、表にまとめると下記のような感じになります。
売りたい人が多い | 売りたい人が少ない | |
---|---|---|
買いたい人が多い | 〇(買取価格/普通) | ◎(買取価格/高い) |
買いたい人が少ない | ×(買取価格/安い) | △(買取価格/やや安い) |
最も高く売れる時期は、買いたい人が多くて、売りたい人が少ない時期です。
このパターンは、先ほどの日本自動車販売協会連合会の月別販売台数のまさに2~3月頃というイメージだと思います。

つまり、2~3月は車査定が羽上がる時期としてかなりの狙い目!!
中古車を買い替える期間で一番の狙い目は?
4月になると自動車税がかかるので、その前に高く売るべし!
自動車税は、毎年4月1日時点での車の所有者に課税されます。
なので、どうせ車を売るなら自動車税が課税される前の2~3月中に売却したほうが自動車税がかからず車を買い替える期間としてWでお得です。
3月後半時期になると、査定相場は下がってくる
そうなると査定価格も下がるので、車の売却をするなら遅くても3月中旬くらいまでには手放すことをオススメします。

1月から3月上旬くらいまでに車の査定をしてもらい、売却できるようなスケジュールで進めるのがベストですね。
次にベストな車の買い替え期間は?
大きなお金が動く月は車買い替えのベスト期間
とはいえ、2~3月だけが車を高く売るべき時期という訳ではありません。
サラリーマンやOLさんなど、働いている人が大きなお金を手にする時っていつ頃でしょうか?

もうお気づきですよね。そうです。会社の夏と冬のボーナス月ですよね。
もちろん貯金も大事ですけど、少しは買い物したくなるのが人のサガ。
また、ボーナスが出たら車を買い換えようと思っている人もかなり多いです。
買取店の決算期も査定が高くなるポイント月
会社ごとによって違ってくるので、これはこの時期とは言い切れないのですが、大手自動車メーカー、大手自動車販売業者などの決算の多くは3月ともう一つ9月に集中しています。
つまり、その前の月の8月は中古車を買い替える期間として狙い目になる可能性が高いということ!

というのも、中古車の売買をビジネスにしている業者にしてみれば、中古車の買い取りは仕入れに相当します。つまり、中古車の買取店は買取をしなければビジネスが回らないのです。
売りたいと言ってくれる人の車を1台でも多く買い取って、そして、それを欲しがっている人へ販売するのが買取業者の仕事ですからね。
車を買い替えるベスト期間は年明けから3月上旬まで
上にも書いたとおり、2~3月上旬くらいまで自動車業界の取引量が増え、業界が一番活気付く時期になります。
それにあわせてオークション相場も高くなり、車の査定相場も高くなります。

自動車買取店も1台でも多く買取したいと考えているので、少々高い買取希望額で交渉しても、要望が通って高査定で買い取ってくれる可能性が高いです。
また、自動車税が課税される前の3月末までに手放せば、無駄な自動車税を払わなくてすみますしね。
なので、車の買い替え・売却を検討されているのなら、これから3月までの間に売却を進められるよう検討してみてはいかがでしょうか?
ポイントは車を買い替える期間だけじゃない
車を買い替えるベスト期間は付きだけではありません、ここからは何年目のクルマが最も買い替えとしてベストなのか見ていきましょう。
車の買い替えシミュレーション
車両価格 | 300万 |
---|---|
売却価格 | |
3年落ち | 150万円(50%) |
5年落ち | 90万円(30%) |
7年落ち | 30万円(10%) |
それ以降 | 0円 |
車検費用・修理費用 | |
1回目 | 10万円 |
2回目 | 15万円 |
3回目 | 20万円 |
4回目 | 20万円 |
5回目 | 30万円 |

車検代には、消耗品の修理費なども含んでいると考えてください。
こちらをそれぞれの買い替え期間で30年計算してみましょう。
車の買い替え期間 | 3年だと維持費はいくらかかる?
300万円(初回購入)+(300万-150万(売却価格))×10(乗り換え回数)=1,800万円
3年スパンの期間だと合計で11台の車を買い替えることになります。
車の買い替え期間 | 5年だと維持費はいくらかかる?
300万+10万(車検)+(300万-90万円+10万)×6+(300万-90万円)=1,780万円
5年スパンの期間だと合計で7台の車を買い替えることになります。
車の買い替え期間 | 7年だと維持費はいくらかかる?
300万+10万+15万+(300万-30万+10万+15万)×3+(300万-30万+10万)=1,490万円
7年スパンの期間だと合計で5台の車を買い替えることになります。
車の買い替え期間 | 13年だと維持費はいくらかかる?
(300万+10万+15万+20万円+20万円+30万円)+(300万+10万+15万+20万円+20万円+30万円)+(300万+10万+15万)=1,115万円
13年スパンの期間だと合計で3台の車を買い替えることになります。

3年毎に乗り換えるのと13年毎に乗り換えるのでは30年で約700万円の差があるんですね。

もし13年以上乗れるなら、もっと安くなりますが、13年目以降から税金が上がってくるので、このあたりが買い替え期間の限界かもしれません。
とはいえそんなに古い車に乗り続けたくない!という人もいると思います。
そこでここからは、新車を購入してからの期間別に、乗り換え時かどうか判断するポイントをご紹介していきたいと思います。
車の買い替え期間 | 3年目の人はリセールバリュー(車の価値)を見るべし
新車で購入した場合、最初の車検が来るのがこの3年目。
また国産車メーカーの一般保証も、3年で終了するのが一般的です。
なので購入してから3年目が、乗り換えるのか、そのまま乗り続けるのかを考えるべき最初のタイミングです。

とはいえ、一般保証の終了については、それほど気にしなくていいでしょう。
一般保証が終わっても特別保証は続いており「走る、曲がる、止まる」といったクルマの基本性能に影響するエンジンや、安全性を確保するのに重要なシートベルトのような部品については特別保証でカバーされます。
一般保証でしかカバーされていないのはエアコンやナビ、オーディオのようなものですが、万が一故障し、自費で修理しても、修理費もそれほど高額になりません。
なので、この3年目の段階で注目すべきは、リセールバリューです。
リセールバリューはメーカーや車種によって大きく異なりますが、特に注目すべきは、“今乗っているモデルに、その後に続く新型が出ていない場合”。
この場合はリセールバリューが高いのでぜひチェックしておきましょう。
次のモデルが出ていないということは、そのクルマは「最新型」であるということ。

最新型は中古車市場において人気があり、しかも入荷数が少ないため高値で買い取ってもらえる可能性が高いのです。
新型が発売されているか否か以外にも、他のクルマのモデルチェンジ、人気の移り変わりなどにより、リセールバリューは大きく入れ替わります。
もちろん急いで乗り換える必要はありませんが、今のリセールバリューの査定を受け、中古車として売却した場合の買い取り価格を知っておくと、賢い判断ができるでしょう。
短いスパンで乗り換えるなら5年5万キロが目安
車は5年くらいをスパンにモデルチェンジをして、どんどん進化していきます。

新しいデザインに新しい機能はとっても魅力的ですよね。

新型の車を楽しみたい!という人は、5年毎の買い替えをおすすめします。
なぜなら、それ以降は愛車の下取り・買取り査定価格がガクンと落ちてしまうから。
5年で5万キロ未満なら、購入価格の30%以上で売れるかもしれません。
ディーラーに下取りを出すよりも、買取専門店のほうが高く買ってもらえるデータもあり、人気車で人気色なら40%以上の価格がつくことも。
300万円で購入した車なら120万円です。
ちなみに買い替えを前提に購入するなら、装備は純正を付け、色は白か黒を選ぶとそのほうが査定額がプラスになる傾向があります。
もし、次の車検前に買い替えを検討しているなら、この辺りで一度車の査定をしてみてください。

ディーラー下取りだと安くなってしまうので、ガリバーやアップル、ラビットなどの複数の買取専門店に査定してもらうのがポイントですよ。
複数の業者で査定をすると、業者同士が争ってくれて価格も上がっていきます。
車の買い替え期間 | 7年目は乗り替えるか車検の分かれ道
3回目の車検を迎えるのが7年目。
この7年目が、今の車を乗りつぶすのか、どこかで買い替えるのかの分かれ道になります。
この7年目を過ぎても乗り続けることを考えるのなら、修理や故障による突発的な出費を覚悟する必要があるでしょう。

せっかく車検を受けたのに、その直後の故障や修理が高額になって車を手放すことになったら、大きな損。。。

それを避けるためにも、乗り続けるなら、3回目の車検の際にぜひ手厚い整備をしてもらってください。
乗り換えも視野に入れて考えるなら、これが最後のタイミング。
これを過ぎると、望んでいるような価格で買い取ってもらえない可能性が出てきます。
というのも、日本で乗られていた車は状態が良く、「まだまだ乗れる」「寿命が長い」中古車として高く評価されているのですが、初年度登録から7年を過ぎると、安全性能の観点から輸入制限が掛かる国があるのです。
特にミニバンはその典型。
逆にディーゼル車やトヨタのランドクルーザーなどは、7年を過ぎてもまだまだ需要があります。
なので7年目を迎える人は、買い替えを考える人はもちろん、乗り続けたい人もぜひ一度、査定を受けて今の車の価値を把握しておきましょう。
その上で、その金額に納得できればすぐに売却を、納得できなければ車検やメンテナンスの費用も踏まえながら乗りつぶすのか検討するのが良いのではないでしょうか。
車の買い替え期間が13年を超えると自動車税の割り増しに
古い車ほど税金が高くなります。
重量税が13年経過後と18年経過後に値上がりするのですが、13年経過だと今までの1.3倍、18年経過で1.5倍になります。
1500~2000kg以下の車なら通常の重量税が32,800円ですが13年経過後は43,200円、18年経過後は50,400円になります。

重量税は2年に一度なので、そこまでの影響はないですが、一応頭に入れておきましょう。
パーセンテージで見ると大きく感じますが、車の購入金額を考えると買い替えを考えるかの悩みどころとなるので、こういったタイミングが買い替えにするか乗り潰すかの最終ラインになると思います。
新車・中古車の買い替えは期間だけでなく走行距離も判断材料のひとつ
走行距離は相場にも深く関係する要素であり、そういった意味では買い替え時期を考える上でも参考にしたいポイントになります。
車は走らせることで部品を消耗し、長距離を走らせるほど部品は摩耗・劣化していきます。

もちろん、経過期間が寿命に関係ないわけではありませんが、走行距離が短い車と長い車を比較すれば、走行距離が短い車の方がエンジンなどの主要部品の消耗が少ないと言えるからです。
ちなみに、中古車は5万キロと10万キロに査定額の大きな壁があります。
ですから、現在45000キロや、95000キロで少しでも買い替えを考えているのであれば、壁を超える前に即売ってしまいましょう。
超えてしまうと買取価格が一気に下がってしまうからです。
逆に、買う立場で考えた場合は、5万キロを少し超えた中古車は割安で購入できるケースが多いです。
ですから、そのあたりを狙ってみるのも面白いでしょう。
ベストな車の買い替え期間に下取り・買取り相場調べよう(まとめ)

自分が持っている車の現在の市場価値をある程度把握しておくことも、買い替え時期を判断するためには大切なことだと考えます。
例えば
- 調べた時点で高額であること
- 今後は相場が下落する可能性のあること
- 現状ですでに市場価値が低くなっていること
などがわかれば、どのタイミングで買い替えるかをより判断しやすくなりますよ。

一括査定に申し込めば売却の意思を固められそうな場合は実査定までの流れが早く、競合による高額査定を狙うこともできますね。
また、メールのみの自分ペースのやり取りで話をすすめることができるサービスや、電話も査定も1回だけといった新しいサービスも登場しています。
期間が経って今の車を買い替えようか悩んでいるなら、上記を踏まえて高額査定を目指していきましょう。
車の買い替えは期間でも判断しよう!車の一括査定で愛車の値段をチェック!
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