車 査定 ポイント

車の査定におけるチェックポイントをわかりやすく説明しています。車買取や下取りで査定額を上げるにはどうしたらいいのか?中古車査定は無料の一括査定サービスを使う方法がありますが査定人が見るところを前もって押さえておきましょう。

中古車査定でチェックされるポイントとは

少しの心掛けで車の査定額が大きく変わるポイント

車の査定初心者6

車の売却に関して、査定士は私達の車の「どの部分」を見るのでしょう?

車の査定ガイド11

もちろん様々な部分を見るのですが、最初にチェックされるべきポイントは「車種・年式・グレード」となります。

車を査定するにしても、一定の目安となる目安の相場金額が必要ですよね。

基本的には中古車オークション市場での価格が目安になるのですが、当然それより安い金額で買い取る必要があるからです。

車の査定は、このように車の持ち主に関係ない「最初から決まっている部分」を見ることで、目安となる買取金額を頭の中で計算しているのです。

車の査定初心者6

でも車種やグレード、年式に関しては所有者の意思で変更することは出来ませんよね?なら車の査定額を上げるポイントなんてないんですか?

いえ、そんなことはありません。

車の査定は、そこからエンジンや走行距離などを見て、状態が悪ければマイナス査定になり、状態が良ければプラス査定となる仕組みです。

プラスorマイナスになるのは所有者の意思でどうにかなる部分、つまり走行距離や事故歴の有無なのです。

車の査定ガイド11

したがって、車種やグレードに関する低い評価は諦めて、そこから少しでもプラス査定が引き出せるようなアピールをすることがポイントとなってきます。

そこで今回は実際に、

  • どのような部分を見られるのか?
  • どこをチェックしておけばいいか?

等を分かりやすく車の査定のポイントや改善方法をまとめました。

それぞれの項目に対して簡易な説明も掲載しているので、気になるポイントがあれば確認してみてくださいね。

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車の査定

中古車査定で下取り・車買取業者がチェックするポイント一覧

車 査定 ポイント 見るところ

車の査定ガイド11

おおまかには以下のような項目について、各社が独自に定める査定チェックシートにもとづいて査定士がポイントをチェックします。

車の査定チェックポイント①車全般で査定されるチェック項目

クルマの車種

前述した通り、車種によって車の査定額が変わってきます。

トレンドに左右されない人気の車種も高評価ですし、買取の場合はその時に人気の相場が高い車種も高評価になる場合があります。

車のメーカー

下取りの場合は次に購入するメーカーと同メーカーの場合はプラス査定になる場合があります。

逆に買取の場合は車買取業者によって金額が変わってきます。

③車のグレード

同じ中古車でも装備や内装などによって仕様が変わり、この違いをグレードで表します。

グレードが高いほど高評価になります。

④クルマの年式

やはり年式は新しい方が高額査定となります。

基本的に車の査定は年月が経つと共に右肩下がりになると言われているので、早く売れば売る程、高額査定になる事がほとんどです。

⑤クルマの走行距離

こちらももちろん走行距離が少ない方が良いのですが、基本的に1年で1万km走っているかいないか?で査定ポイントが分かれます。

1万km以上走っていると過走行車となりマイナス査定になる事があります。

⑥クルマの車検証(残り期間)

車検証の残り期間が1年以上あるとプラス査定になる場合が多いですが、残り1~2ヶ月の場合はあまりどちらとも評価されないケースがほとんどです。

中古車査定整備士3

また、走行距離がかなり伸びている場合など、車検を受けてすぐに車を査定しても査定額よりも車検代の方が高くつくこともあります。車検が近いならそのまま車検を受けずにまずは車の査定に出してしまいましょう。

⑦取扱説明書などの書類

元々ついていた車体の書類関係から、付属品(カーナビ)などの説明書や書類関係が付属しているかも査定ポイントとなります。

⑧整備記録簿の内容

過去にどれだけメンテナンスや修理がおこなわれたか?と言うのも重要な査定のポイントとなります。

この整備記録簿がないともちろんマイナス査定になります。

⑨純正部品の有無

基本的に純正部品がしっかりと付いている場合の方がプラス査定になる場合がほとんどです。

逆に社外品パーツなどがほとんどの場合はマイナス査定になる可能性があります。

⑩スペアキーやキーレスの有無

スペアキーの有無やキーレス(ボタンでカギを開けるキーホルダーのようなものやシステムの事)がしっかりと作動するか?付属しているか?も査定のポイントとなります。

車の査定チェックポイント②外装で査定されるチェック項目

①車のボディ全体がどれぐらい汚れているか

車は査定前に必ず洗車しましょう。

時間がなければコイン洗車の一番良いコースをするだけでもかなり車の印象が変わりますし、愛車に長年の感謝の気持ちを込めたいなら出来る範囲で手洗い洗車するだけでもOKです。

②ボディのへこみの個数や度合い

あまりにボディのへこみがひどい場合だと車の査定額に大きく影響する場合もあります。

ポイントとして小さなへこみであれば、ドライヤーで直す事も可能なので、できる人で時間があればやってみてください。

③ボディの傷の個数や状態

ポイントとして傷をスプレーペイントやコンパウンドで直した事があるなら、車の査定前に出来る限り修復すると査定にプラスになる事があります。

中古車査定整備士2

とは言え、あまりやった事がない場合は、色ムラなどで余計に汚くなり傷を目立たせることになるのでそのまま車の査定に出しましょう。

④ナンバープレート

ナンバープレートに擦り傷や変形がないか、また過剰に汚れやナンバーにハゲがないか?なども車の査定でチェックされるポイントです。

⑤車のかぎ穴やドア周辺の傷

鍵をさす時によくついてしまう小さな引っかき傷までプロの査定士は見ています。

ポイントとしてこの小さな線傷はコンパウンドなら簡単に消える場合もあるので、挑戦しても良いかもしれません。

⑥車のドア、ウインドウの動作

パワーウインドウは正常に作動するか?ドアはスムーズに開くか?異音はしないか?等をポイントとして見られます。

⑦ラジオやテレビなどのアンテナ関連

アンテナは破損していないか?ラジオなどはしっかりと入るか?なども車の査定のポイントとなります。

⑧ヘッドランプやテールランプなどのランプ関連

ランプ関係に破損や欠けなどはないか?しっかりと問題なく点灯するか?と言うのも車の査定のポイントとなります。

⑨ボンネットや天井の状態

ボンネットや天井もボディとおなじく傷やへこみを見られます。

普通に運転していると天井部分のへこみなどは気付かない事があるのでチェックしてみてください。

⑩ムーンルーフ、サンルーフの動作確認

サンルーフがついているかついていないか?また、しっかりと正常に動作するかどうかも査定のポイントとなります。

車の査定ガイド11

サンルーフがついているだけでかなりプラス査定ポイントになる場合もありますよ。

⑪エアロパーツ関連

前述した通り、純正のものであれば高評価ですが、改造したものや社外品のパーツは評価がされにくいので注意。

ただ、車買取業者やパーツによってはプラス査定のポイントとして評価してもらえる場合もあります。

⑫ボディのガラス関連

飛び石などによる傷が入っていないか?星型状のひび割れがないか?ワイパーによる擦ったような傷はないか?などのポイントもしっかりと見られています。

⑬ボディカラー(人気色or不人気色)

基本的に国産車はパールホワイト、黒、シルバー、ホワイトなどは流行に左右されない人気色なのでプラス査定になる場合が多いです。

車の査定チェックポイント③エンジンルームで査定されるチェック項目

①エンジンの状態

車を査定するポイントとしては、異音が出ていないか?正常に動作するか?などを確認します。

中古車査定整備士1

またエンジンをオーバーホール(分解してキレイに掃除して組み立て直す)している場合はプラス査定になる場合もあるようなので、その場合は事前に申告しておくべきです。

②バッテリーの状態

車のバッテリーは使用状況やメンテナンスで大きく寿命が変化するポイントになるので、しっかりと査定のポイントに入ります。

ちなみにバッテリーがあがっている車の場合下取りではなく、出張買取なら直接来てもらって繋いでもらってから査定してもらう事も出来ます。

③エンジンオイルの状態

エンジンオイルも状態や交換の時期なども査定ポイントとなります。

交換時期を大幅に過ぎていると、メンテナンスの行き届いていない車だと判断される場合もあるので小まめに交換しましょう。

④改造パーツの有無

改造パーツはよほど個性的なものでなければそれほどマイナス査定になる事は少ないです。

ですが、基本的には純正品のままの方が中古車業界でも需要が高いので、出来れば純正品の方が望ましいと言えます。

⑤クルマの修復歴の有無

過去に事故をして修復されていないか?などが確認されます。

事故車の場合はフレームが歪んでいる場合もあるので、しっかりとフレームチェックされます。

⑥クルマの車体番号

検査証の車台番号と現車の打刻番号が一致しているかを確認します。

登録時の間違いなどで同一でない場合もあるので、もし不安なら確認しておいた方が良いかもしれません。

車の査定チェックポイント④足回りや下回りで査定されるチェック項目

①タイヤ、ホイールの状態

タイヤやホイールの汚れ、サイズやタイヤの溝などもしっかりと査定されています。

ポイントとして汚れなどは事前にコイン洗車などでキレイに出来るので、最低限の洗車はしておきましょう。

②タイヤハウスの状態

タイヤハウスとはタイヤと車体の間の空間の事で、フェンダーの内側の事を言います。

このタイヤハウス内の汚れやへこみもしっかりとチェックされます。

③クルマの車高(サスやショックetc)

事故を起こしていないかの判断の一つしても車高や車体の傾きなどが見られます。

また改造で車高を低くしている場合は基本的には高評価になりませんが、買取業者によってはプラス査定になる事もあるようです。

④クルマ各部のへこみや傷

へこみや傷は基本的にマイナスポイントとなりますが「簡単になおるか?」「修理に費用がかなりかかるか?」によっても評価がかなり分かれます。

ボディのキズのように素人が隠そうとして直すのはあまりオススメ出来ません。

⑤クルマ各部の汚れやサビ

汚れやサビや洗車やサビ落としなどでキレイに出来る部分は手を加える方がマイナスポイントにならずに済みます。

こちらも傷やへこみと同じく、経験がないなら慎重にやるか、そのままにしておく方が無難です。

⑥マフラーの状態

改造して社外パーツをつけている場合はマイナスになる場合があります。

が、下取りではなく車買取ならパーツによってはプラスポイントになることも。

⑦オイルの漏れやにじみ

オイル漏れがないか?にじみがないか?ももちろん査定ポイントとなります。

車の査定チェックポイント⑤内装で査定されるチェック項目

①車内全般の汚れ

直接的な車内の汚れとして、飲み物のシミや食べカスなどもきっちりと見られます。

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ポイントとして小さなゴミなどはコイン洗車状に設置されている車内掃除機などを利用するとある程度はキレイになるので利用しておきましょう。

②喫煙の有無(におい、ヤニ)

喫煙者であるなら車の査定前、出来れば2週間以上前から車内での喫煙を控え、香りのきつくない消臭剤などで出来る限り臭いがしないようにしましょう。

臭いでプラスになる事はありませんが、マイナスポイントになるので出来る限り消臭しておきたい所です。

③シートの状態

シートにシミはないか?たばこの焦げ跡や穴が空いていないか?なども査定のポイントとなります。

少し手を加えるだけで修復できるようなものではないですが、出来る限りの掃除はしておいても損はありません。
また革シートなども業者によってはプラスポイントになります。

④フロアーマットの汚れや有無

フロアーマットもついているかいないかで業者によっては査定ポイントとなります。

もし最初に購入したまま使用しているのであれば、一度すべて車内からだしてホコリをはたき、天日干ししておきましょう。フロアーマットの汚れや折れなどでも印象が変わりますよ。

⑤オーディオやスピーカー関係

高価なオーディオがついていてもあまりプラス査定にはなりません。

が、純正のものを取り外している場合や、外し跡が汚い場合はマイナス査定になる場合があります。

もし社外品をつけているなら取り外してオークションなどで販売する方がよほど利益になる可能性が高いです。

⑥カーナビ

こちらもオーディオ類と同じく、取り外している状態はマイナスポイントになる恐れがあります。

逆に、元々ついていた純正ナビの場合はプラス査定になる場合も。

ただHDD搭載機種や新型のカーナビなどであればプラスポイントになる場合もあります。

⑦ハンドルやメーター関係

運転時によく触れるハンドルやスイッチ関係も手垢を通り越して傷や汚れがしみついている可能性があり、この辺もしっかりと査定士にチェックされています。

ポイントとして、もし拭き掃除でキレイになるような状態なら拭いておく方が得策です。

⑧エアバッグ

基本的に運転席、助手席には標準装備されているので、こちらに関しては、特にプラスにもマイナスにもなりません。

しかし特別な車のオプションとして、

  • サイドエアバッグやカーテンエアバッグ(サイドウインドウ上部のルーフラインに沿って搭載されているエアバッグ)
  • ニーエアバッグ(乗員のひざ前の内装カバー部分に搭載されているエアバッグ)

などは安全性が飛躍的に向上するのでプラスポイントになる可能性が高くなります。

⑨スペアのタイヤ

基本的にほとんどの車のトランクルームにはスペアタイヤと工具セットが設置されています。

このスペアタイヤがなければもちろんマイナス査定になりますし、スペアタイヤがあっても万が一溝がなくなっている場合などもマイナス査定のポイントとなります。

⑩付属の装備品

純正のパーツの付属部品はもちろん、元々ついていたものを無くしてしまっている場合はマイナスポイントになる可能性があります。

また純正品、社外品パーツに付属されていた部品なども保管しているのであれば、下取りや買取時には積んでおく方が良いです。

⑪トランクルームの汚れ

トランクルームの状態によってはマイナス査定のポイントになります。

出来るだけ整理をして要らなものは破棄するなどの最低限の清掃はしておいてください。

車の査定額が高くなるポイント

車 査定 ポイント まとめ

車の査定初心者3

共通項目としては掃除してるか否かで結構プラスかマイナスかのポイントが変わるんですね!

車の査定ガイド1

そう。車を査定で高く売るためには、可能な限り保管状況を良好にし、日頃のメンテナンスを怠らないことが大切。

また改造車は基本的に減点になりやすい傾向がありますが、車買取業者によっては人気のオプションならプラスに評価されることも多いです。

オプションについて日頃から敏感にリサーチしておくと共に、無料の一括査定サービスを使って愛車の相場をチェックすると、あなたの車を一番評価してくれる車買取業者に出会える確率も上がりますよ!

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